暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー龍騎 〜幻想郷鏡界戦〜
第一話 「繋がった異世界」
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あのサイに任せろ」

厳つい男はすっと立ち上がり、サイのモンスターに親指を向けて、変身した龍騎斗の方へと行った。

魔理沙は安全な所へ下がり彼の行動を見守る事にした。

いいアングル位置の為に、文は再び舞い降り、サイVSクモの戦闘模様を撮る。

「サイの魔物が優勢のよう……魔理沙、あの人は一体!?」

「んー?救世主だぜ。サイも仲間なんだってよ」

「よかった〜……敵だったらヤバかったね……魔理沙、なんか顔赤いよ?まさか!?助けてもらったら……!!!」

「やかましい!!ち、違うぜ文!!気のせいだ!!気のせい!!」

そして、龍斗を助けた厳つい男は、博霊神社のガラス前に龍斗を連れ込んだ。

「なんなんだ、あれ!!!そして、この俺のかっこう!!!なんか知ってるみてーだし、教えてくれよ!!!」

「本当になんもわからねーのか?」

「ああ!!静岡市内で、このベルトについてるカードデッキ拾ったら、こんな、こんなんで……わっけわかんね!!!」

すると、厳つい男は頷いて納得し、説明を始めた。

「そーか……わかった。事の本懐は後にする。今からの知り得るコトを言う。まず、あれは鏡世界・ミラーワールドにいるミラーモンスターだ。因みにサイの方は契約カードで俺が契約したミラーモンスター、メタルゲラスだ」

「メタルゲラス……何かカッケー!!!デジカメありゃ、すげー動画とれたな……所で、あんたは!?俺はユーチューバーの龍斗だ!!」

「ユーチューバーさんかよ……マジか。俺は笹垣昭晴(あきはる)。名なんてまぁ、いい……百聞一見しかず。見てろ!!」

昭晴という男はガラス越しに反射する面にカードデッキをかざした。


♪BGM「果てなき希望(いのち)」


すると、反射するガラス越しにメカニカルなベルト、Vバックルが出現。

昭晴の腰にそれが装着された。

そして昭晴はカードデッキを引き下げ、右拳を力強くかざしながら叫んだ。

「変身!!!」

その瞬間にカードデッキをVバックルの中央に装着。

昭晴は瞬く間に銀色の甲冑の戦士に変身した。


《仮面ライダーガイ》


「すっげー!!!!どかっけーし、どやべーし!!!!うっおー!!!」

男心を刺激する状況に、龍斗は興奮を露にする。

昭晴は龍斗のはしゃぎをスルーし、単刀直入にここの姿は何かというコト言う。

「……これが、モンスターと契約し、ミラーワールドとこの幻想郷で戦う力を得た戦士……仮面ライダーだ……!!!」

「仮面……ライダー……!!!じゃあ……俺のこのカッコウも!?!」

自分の手をかざしながら、龍斗は今の自分の状況も仮面ライダーであることを改めて認識する。

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