提督の休日・7
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えっ!」
お前ねぇ、駆逐艦じゃなくて戦艦なんだから、自分の質量考えろっての、腰やっちまうわ。そんな事はお構い無し、といった感じに俺の胸板に顔を押し付け、グリグリと擦り付けて来る。お前はゴールデン・レトリバーみたいな人懐っこい大型犬かよ。前髪……というかアホ毛が顔に当たってくすぐったい。頭を撫でてやると薄いブラウンの髪はサラサラフワフワの手触りで、何だか長毛の猫を撫でているような感触だ。こういう無邪気な所も、妹達を思う長女らしい姉らしさも、全部ひっくるめて好きになったんだ。
「あ、そうだ。パイが焼けるまで時間かかるだろ?風呂入るか……一緒に。」
「ふぇっ!?///」
……そうそう、こういうチョロインなトコも可愛らしくていじらしくて、好きなんだよな。
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