ガンダムW
1545話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
んだけどな。
五飛との戦いでは殆ど見る事が出来なかったし、映像データでは臨場感に欠ける。
そうして案内された部屋は、当然のように士官室。
まぁ、サリィは査察官ではあっても階級的には少佐だし、俺達は階級すら存在しない外様の傭兵だ。
応接室のような場所を用意されたりすれば、それこそ驚くだろう。
いや、寧ろそれがサリィに対しての賄賂になると考えてしまったのか。
ともあれ、理由は様々だがそれぞれ1室ずつ士官室を与えられた。
一応スライムとかを使って盗聴器や盗撮カメラの類がないのを確認し、荷物を置く。
兵士達が住む部屋じゃないので、ある程度の広さはあるが……それでもゆっくり出来るかと言われれば、首を傾げざるを得ないだろう。
いや、ゆっくりと出来ない最大の理由は、やっぱりここがOZの基地だからこそだろうな。
もしかして俺達がこうしている間にもガンダムの襲撃があったりするか?
特に五飛辺りなんかは明確なまでに俺に負けてしまった以上、原作でトレーズに固執するように俺に固執してきそうではある。
もう何度か力の差を思い知らせてやれば……もしかしたら五飛はムラタと同じように俺に従うようになるか?
俺がOZであれば確実に無理だろうが、今の俺の所属は連合……それも、コロニーとの宥和政策を行おうとしているノベンタの直轄だ。
コロニーの為にOZと戦っている五飛や、それ以外のガンダムとも協力出来る可能性は十分にある。
そうだな。今度ガンダムと遭遇したら、その辺を通信で送ってみるか。
上手くいけば儲けものといった程度の、駄目元だが。
だが、もしガンダムを味方に引き入れる事が出来れば、OZに対する強い牽制になるのは間違いない。
そう思いながら、俺は誰かが呼びに来るまで一休みしつつガンダムを味方に引き入れる方法を探すのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ