第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
interlude1:使い魔ともう一人の来訪者〜Shrine princess involved in fate〜
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
しました!」
俺が怖がられているとはな。まあ、あんな戦闘をしていたら普通の存在は脅えるだろう。
『大丈夫か?テュール。』
ティアマットは座り込んでいるテュールに話しかけていた。確かにあいつは大丈夫だろうか?
「いたた…大丈夫だよ。怪我もほとんどないしでも、もう戦う分の体力はないのよね。」
『ならよかった。そういえば何か戦いの中で思い出せたか?』
「いや、思い出せない。だけどわかったことがあるの。」
『何がわかったんだ?』
テュールは何か決意した表情を浮かべ俺を見ながら言った。
「彼に…シンについていけば、何か判る気がする…いやこれとともにいることで自分が何なのか絶対にわかる気がするの!」
……え?今なんて言ったんだ?
『そういうことか、ならあなたの好きな道に行きなさい、テュール。』
「うん!それに……///]
何でテュールは、頬を赤く染めながらこちらに向いているんだ?
『ほう……テュールあなたも恋する乙女なんだな……金属の戦士シンよ、どうやらテュールはあなたに預けたほうがいいみたいだな。これからテュールのことを頼むぞ。ではさらばだ!』
『お、おいちょっと……』
何がなんだかわからないが、どうやら俺はティアマットにテュールを預けたみたいだ。もう何が何だがわからなくなってきた。
俺はとりあえず緋晶機人を解除し人間の姿に戻る。だが戻ったとたん、俺の後頭部に二つのやわらかい感触があった。後ろを向けばテュールが後ろから抱き着いてきた。
「ま、そうゆうことだからこれから宜しくね、シン・・・いや、マスター!!」
「はぁ〜もうどうにでもなれ…」
こうして使い魔一匹と、雷を迸らせる活発な少女を手に入れた?俺たちオカルト研究部だった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ