第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
interlude1:使い魔ともう一人の来訪者〜Shrine princess involved in fate〜
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くなっている。
俺は目の前に稼動限界を示すメーター目も前に写した。
熱累積率:85/100
これはあの堕天使騒動から判ったことでこれはどうやら俺の体の熱累積率を示しているらしい。この左の数字が100を超過すると一時的に冷却行動に体が強制移行してしまうため666秒間動けなくなる。
この状況で冷却行動に移行すると確実に的になる。だが相手も体力が限界のようで相当、息切れを起こしていた。
「どうやらお互いこれで最後の攻撃になるようだね。」
『お互いの状況を見ればそうなるな。』
一拍あけた後俺とテュールは最後の攻撃を仕掛けるために構えなおす。
「いっくよー!灰になるまで砕け散れ!」
テュールは先ほどと比べ物にならない雷の球体…ここまでくると高密度の雷弾丸を数発放ってきてた。
『くっ!』
俺は何とかすべて避けきるが攻撃が若干装甲に掠って一部が決壊する。だがこれでもやつはスタミナ切れ…………
「インパクト・フェリーレ!!!!!」
相手のスタミナ切れと思った刹那、テュールの右手についている籠手が飛んできた。
クッ!?油断した!しかもほぼ眼前に迫って来ており回避は難しい、
俺は上半身をひねり名が迫ってきた籠手の上側に飛ぶが……
―――バキィィィン!!
腰の羽が籠手に当り砕ける。しかし俺は籠手の勢いから逃れジー・エッジの刃の部分をひっくり返し、スタミナ切れのテュールの横腹に叩き込む。
『ハァッ!』
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
横張りに叩き込まれたテュールはそのまま近くの木に衝突した。
「も、もう体力が無いし立てないよ。どうやらこの勝負あなたの勝ちねシン。」
『そうだな。』
俺は勝利を確信するとその場でひざを地面に着ける。正直かなりぎりぎりの戦いだった。熱累積率も何とか98でとまっている。それに装甲の排熱フィンも熱により赤くなっているしな。
そして戦いが終わったのと同時にティアマットとオカ研のみんながこちらに来た。
「本当にあなたは何者なのかしら?こんな戦い始めて見たわよ。」
「うふふふ、すごいですねシンくんは」
「ははは、まったく君たちのスピードは僕のは見えなかったよ。」
「……凄過ぎます。」
「シンさん、こんなにもお強いんですね。」
「お前どんだけ派手な戦いをするんだよ…お前人間か?」
それぞれみんなから賞賛の感想をもらった。まあイッセーといっていることはあながち間違いじゃないな。ん、そういえばアーシアの方に俺を脅えた目で見ている小さいドラゴンが…
『アーシアもしかしてそいつは…』
「はい!どうやらシンさんが怖くて私のところに来たそうです!それでどうしてか気にいられて、使い魔に
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