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提督はBarにいる。
提督の休日・5
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たかなんて関係ない。俺は今、ここで、お前の口から直接、お前の気持ちを聞きたい。」

「あ、あの……。」

「あん?」

「これ、夢じゃないデスよね。」

「何なら俺の頬に思いっきりパンチしてみるか?気絶したら現実だろ。」

「や、やめときマース……。」

 スー、ハー…。金剛が深呼吸をしているのが判る。どうやら腹を括ったらしいな。

「提督?」

「あんだよ。」

「一旦、離してください。」

 あすなろホールドをほどき、向かい合う形になる。その顔は夕陽に負けない位に真っ赤だ。

「耳、貸してください。」

「ホラよ。」

 金剛の顔面に押し付けられる位に耳を押しつける。

「ち、近すぎデース!もう少し離れて、そう、私が背伸びして届く位に……」

「こんなモンか?」

 離れた瞬間、金剛の顔が耳に近付いてきた。耳に当たる吐息がこそばゆい。

「I love you,My only sunshine.」

「どうか私を、貴方だけのものにして下さい」
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