提督の休日・1
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いる。
「それがどうかしました?」
「別に私達、提督が入っていようと気にしないわ。見られて恥ずかしいような身体をしてはいませんので。」
いやいや加賀よ、そんなどや顔で言われても。確かに眼福な光景ですよ、否定しませんよ。けどね、少しは恥じらってくれ。仮にも乙女だろうに。
「それじゃあラスト。…何でお前らタオルすら巻いてないワケぇ!?」
そう。赤城も加賀も生まれたままの姿……要するにすっぽんぽん。しかも俺にしなだれかかっているワケですよ、現在進行形で。体のそこかしこにムチムチプニプニの感触があるんだよ。もうね、朝っぱら(だから昼だけど)から堪らなくなるでしょうが!何がとは言わないけどさ。
「あら、良いじゃないですか♪」
赤城が満面の笑みで答える。それに加賀も続く。
「カッコカリとは言え、私達は婚姻関係です。提督の嫁です。夫に裸体を見られる事に何か問題でも?」
いや、無いよ?無いんだけどさぁ……。
「あ、そうだ!もしもアレでしたらこれから3人で夜戦(意味深)しましょう!今日はお休みですし、時間もたっぷりありますよ♪」
オイ待てこら、何でいきなりそんな話になる。確かにケッコンカッコカリした艦娘となら、そういう関係になる事は認められてるし、俺も男だ。嫌いではない。
「私達も暫くお相手頂いてないので溜まってるんです。さぁ、そうと決まれば早速。」
いや決まってねぇよ!?やめろ加賀、手を離せ!このままだと鎮守府の 風紀が 乱れる!
「すまんがな。今日は外出の予定があるんだ。相手はまた今度な。」
そう言ってそそくさと風呂を後にした。浴槽の方からは、
「チッ、取り逃がしましたね……」
「でも、また今度な…という事は今度の相手は私達ですよ♪」
なんて、不穏な会話が聞こえてきた。勘弁してくれよ、全く……。
赤城も加賀も気立てはいいし、美人だし、良い身体をしている。申し分無いんだがいかんせん、食欲以外にアッチの方も旺盛なもんだから、2人いっぺんに相手となると限界まで絞り取られる。翌日足腰立たなくなる事を覚悟しなくてはいかん。それに今日は、久しぶりに街に出ようと考えていたのだ。
一旦部屋に戻り、車の鍵を持って建物の外に。ちょうど時刻は正午頃だ。街に出て昼飯がてらブラブラするか。
「テートク〜っ!」
お、誰かと思えば。
「どうした金剛?今日は姉妹でお茶会じゃないのか?」
ウチの鎮守府嫁艦筆頭、金剛が愛車の影に隠れていた。しかも、いつもの巫女さんみたいな服装ではなく、動きやすそうなキャミソールにミニスカ。正直目のやり場に困るが、流石に私服のセンスはいいな。
「Uh〜……そのつもりだったんですケド、比叡は溜まった
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