天才少女の月旅行
敗走姫と錯乱騎士
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
めに計画を頭の中で組み立て始める
「それじゃあ私はしばらく勝つための方法を考えておくからその間本を読むなり好きにしてて」
マスター殺しをすることはバーサーカーには知らせない方がいいだろう
やたらと自分のことを騎士だと強調するし変に気を使わせるのも嫌だ
「いえいえ、私が困ったというのはですねお姫様」
バーサーカーが一歩づつ近づいてくる
いつも笑顔を絶やさないバーサーカーが珍しく真面目な顔をしている
「遂にお姫様に私の宝具について説明しなくてはいけなくなったということについてですよ、本当は最後まで私の真名に関することは言いたくなかったのですけどねぇ」
「バーサーカー?」
「前回の決戦で急に魔力消費が跳ね上がったのは私の宝具が暴走したせいです」
前回の決戦 確か魔力消費が上がってから呼び出した300人のスパルタ兵がランスに触れただけで消滅したんだったか
「スパルタ兵が宝具扱いだったから消えたってこと?つまりバーサーカーの宝具は宝具を消滅、又は破壊する宝具ってわけ?」
バーサーカーは名のある物を破壊した騎士ってことかな
パッと思いつくような名前はないな
ただ宝具を破壊ができるのならヘラクレスを倒す難易度は大幅に下がる
決着術式による不意打ちだったとはいえ1度は殺せてるんだし宝具の効果がなくなればバーサーカーが最も得意な攻撃手段である刺突でダメージを与えれるようになるだろう
「いえいえ、確かにあれは私の宝具による結果ですが私の宝具はそんなシンプルなものではありませんよ、私の宝具ならば1回限りですがかの大英雄を打ち破ることができるしょう」
ますますわからない
宝具を破壊する能力が副産物として付いてくる燃費の悪い暴走する宝具?
バーサーカーの装備を今一度考えてみる
ランスと鎧
攻撃に使っているということは普段から使っているランスが宝具なのだろうか?
かなり大きいランスだがバーサーカーはこれを片手で軽々と振り回している
盾を装備していないのはバーサーカーが槍騎兵だから?
考えれば考えるほどわからなくなっていく
「私の宝具『××××××(××・××××)』は…………
バーサーカーの宝具について聞いた私がするべきことは2つ
1つは私の魔術回路を臙条のサーヴァントに修復してもらうこと
もう一つは暗号鍵の入手
前者は臙条との話し合いが必要
後者は…………
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ