ガンダムW
1544話
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だが、幾度も同じ攻撃を仕掛けていれば当然のように五飛も衝撃に耐えながら行動を行う訳で……衝撃を受けながらも、ビームグレイブを大きく振り回す。
その一撃をシールドで弾き、再びシェンロンガンダムの身体にシールドを叩きつける。
一撃、二撃、三撃……そして四撃と叩きつけようとしたところで、三撃目のシールドバッシュで吹き飛ばされたシェンロンガンダムの右腕が伸び、トールギスと少し離れた位置からドラゴンファングの先端を……火炎放射器の部分を向けているのに気が付く。
「っと!」
スーパーバーニアを使用してその場から退避するのと、一瞬前までトールギスのいた場所を炎が吹き荒れるのは殆ど同時だった。
さすがはガンダムのパイロット……といったところか。
だが、火炎放射器で俺を追い払ったのも束の間、少し離れた場所を飛んでいたエアリーズ……綾子の乗っているエアリーズのチェーンライフルから次々に弾丸が放たれる。
ノインのレイク・ビクトリア基地ではエアリーズを相手に無双していた五飛だったが、トールギスとエアリーズが組んだ状態では勝ち目がない。
良く考えると、これって原作と同じ組み合わせなんだよな。
ゼクスのトールギスとノインのエアリーズという。
チェーンライフルではシェンロンガンダムに被害を与えることは出来ないが、それでも動きを牽制する事は出来る。
そうして距離を取ると、シェンロンガンダムに……五飛に向かって外部スピーカーを使って言葉を掛ける。
「さて、どうする? このまま俺とやり合うというのなら受けて立ってもいいが、もう実力の差は理解しているな?」
綾子のエアリーズからも攻撃が停止し……やがてシェンロンガンダムはそのまま海へと向かい、飛び込むのだった。
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