暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
剣 〜キングの剣(つるぎ)〜
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お!」
「うわっ!」


「呑気だなホントに」

「お前ら重い〜〜〜」

「始もやらないか!?」

「やらん」

「重い・・・・・」

「は、早く下りましょうよ」

「んあ?そうだな」

「重かった・・・・・」




「お前らホントになにやってんだ?」




「「「「!?」」」」


「来たか・・・・・いつから見ていた!!」

「サボテンから」


「恥ずかしさで・・・・・死んでしまいたいッッ・・・・!!!」


「「「恥ずかしかったのかよ!?」」」



「奴」がいた。
いつの間にか現れ、切り株に腰をかけていた。


「面白かった!んじゃま、始めますか?」

「終わらせてやんよ!!行くぞ!!」


蒔風が叫び、全員が戦闘体勢に入る。
バックルを腰に当て、ベルトが巻き付き、装着する。


「「「「変し・・・」」」」


バァン!!


「奴」がその瞬間両手を叩いた。
するとその両手から衝撃波が扇状に広がり、バックルを腰から弾き飛ばした。


「あっ、ぐ!!」

「バックルが!!」

「早く回収にいけ!!時間を稼ぐ!!変身!!」


《Kamen Ride DEEND!》


蒔風が力を借り、仮面ライダーディエンドに変身する。
「奴」がその姿にニヤリと笑い、魔導八天を二刀に振り分けて片方を下ろし、片方を肩に担いだ。


「どんなライダーを出すんだい?楽しみだよ」

「ライダー?なにを言っているんだ?ディエンドが巡ったのはライダー世界。だったらオレが使ったらどうなるかな?」

「な!?」


ガシュウ!ガシュウ!ガシュウ!

《Servan Ride---SABER!!ARTHER!!RANSER!!》


バァン!!
シュンシュンシュンシュン・・・・・・パァン!!


三人の姿がホログラム状に現れ、それが実体を成して現れる。


「聖杯戦争の三騎士の登場だ。楽しんでくれたまえ」

蒔風がディエンドライバーで「奴」を撃つ仕種をしながらそう言うと同時に三騎士が走り出して「奴」に向かう。


「っち・・・・・オラァ!」

ガガァン!!バガガガガガガッ!!!!!
ドギャン!ギャリリリリッッ!!


「奴」が三人の攻撃を弾きながら同時に攻撃を加えていく。
だがそこはディエンドの召喚だけあって、攻撃にのけ反ることはあっても、一切引くことがない。


「ウザっ・・・たい!!散れェェ!!」


「奴」が剣を振るい、三騎士を吹き飛ばす。
アーチャーとランサーの姿が消え去り、セイバーが庇われる形で残った。


「さて・・・・・」

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