第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
剣 〜ジョーカーの心〜
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ぇよ・・・・そんなんじゃいけねぇ・・・・そんな救いは、あっちゃいけねぇ!!!いや、あってもいいんだろう。そう言った救いしかない時もあるだろう・・・・・だけど・・・オレがいる以上、そんな救いは認めない・・・・全員が笑えるエンドじゃなけりゃ、意味ねぇんだ・・・・!!!」
自分以外の人間が、異端の道に走ろうとしている。
人間からアンデットへと
それだけは防がなければならない。
人間でなく、生物の理からも外れた彼は、誰よりも自分と同類が存在することを恐れた。
ガタン!!!!
リビングの外の廊下から音が聞こえた。
橘が扉を開き、皆が廊下を見ると、床に倒れた剣崎が玄関に向かって進んでいた。
「剣崎!!お前・・・・!!!!」
「橘さん・・・・オレのバックル知りませんか・・・?オレ、いかなくちゃならないんですよ・・・・」
だがそんな剣崎を担ぎあげ、蒔風が言った。
「ばーか。あんた無茶しすぎ。そんなことしなくても、相川始を救ってやろうぜ」
「あ、あんたは・・・・・??」
剣崎のその質問に、胸を張ってこう答えた。
「オレの名前は蒔風舜。世界をめぐる、最強の男」
そういって右手を握りしめる。
「さ、そのくそ統率者の元に案内してくれ。なんだっけ?石盤だっけ?んなもんどーにでもしてやるさ」
ニッ、と笑うその男の言葉を、なぜか剣崎は疑うことはできなかった。
この男ならできる、と思った。
「さ、いくぜ。運命の切り札を、きってやろうぜ!!!」
to be continued
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ