第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
恋姫†無双 〜進軍、そして特攻〜
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連絡をよこせ」
そういう左慈の瞳には世界を修正するという指命以上のなにかがあった。
彼がここまで一刀に執着している理由はわからない。
だが、その行動には憎しみが混ざっていた。
「やれやれ。あなたらしくもない」
「うるさい。オレはいく。ここは任せた、于吉」
「あなたの期待に応えましょう、左慈」
その会話を最後に左慈が消える。
「さて!!お願いしますよ!!わたしの人形たち!!!」
そういってバッ!と両腕を開く于吉。
その眼下には幾万の白装束。
準備は万端だ。
と、その瞬間
ゴギュオァ!!ドッゴガァ!!
一筋の光が軍を貫き、ど真ん中で爆発して止まった。
「な、何事!?」
「閉翼っと・・・・・さて・・・・・名乗ろうか?!観測者!!」
「あなた・・・・・・何者か!?」
「オレは・・・・・まぁ、なんだ・・・・・ただの世界最強、すべての勝因だ!!!!!!」
「なに?」
「さぁーー覚悟しておけ?お前らの目の前にいるオレが敵である時点で、お前らの勝利は・・・・・・まぁないんじゃね?絶対とは言わないけど」
それと同時に、蒔風が両腕を真横に開く。
するとその腕から炎が柱のように噴き出て、両側の岩山を爆破させて崩していく。
ズギャッ、ズギャッ!!!!ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!
そしてそれをそのままブン回して周囲の白装束をなぎ払っていく。
「な、な、な・・・・・」
「さぁて、久々にやるぞ!!!風林火山、四季早々!!!!!!」
蒔風が風林火山をくみ上げ、片手ずつに持ち振り回す。
白装束たちが吹き飛んでいく。
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「はじまりましたね」
「ああ。舜はうまくやるって言ってたけど、本当に一人で大丈夫なのか?・・・・・」
「なに、彼はあの程度の雑兵にやられる男ではないですよ」
蒔風が戦ってるところから離れた場所で、一刀たちが吹き飛ぶ白装束たちを見ていた。
まるでご飯粒が散っているみたいに見えるくらい遠くにいる彼らは、蒔風の合図に合わせて一気に攻めるつもりである。
「今は待とうか。舜の合図が来るまで、な」
to be continued
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