暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、戦いに備える
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「ぼ……僕も…気になります」

え?やるの?やる感じになってんの?

「ほらほら〜先輩!」

「ん〜〜、わかった。一回だけな」

後輩達が期待している手前、やらないわけにもいくまい

「スコアモードのブレイクモード……んで、打撃部門っと……」

設定を終わらせると目の前に巨大なパンチングマシーンの様なものが現れた

「これに一発かませばいいわけか……」

金棒を手にマシーンに近づく、すると目の前にルール説明の文章が出てきた

「なになに……一回の計測につき攻撃は一回まで。また、自身の能力を上昇させるスキルの使用は禁止とする」

鬼人化とかは使えない訳か…

「先輩の中で一番威力の高いスキルってことは、金棒の時に使うスキルですよね?」

そう、賢斗の言う通り。俺のデバイスのモードは金棒、棘付鉄球、拳鍔の3種類があり

リーチの長さ
棘付鉄球>金棒>拳鍔

一撃の威力
金棒>拳鍔>棘付鉄球

攻撃の速さ
拳鍔>棘付鉄球>金棒

上に書いてある様な特性がある。金棒は一撃の威力が高くリーチもそこそこだが速度が遅い。棘付鉄球はリーチが長く攻撃もまぁまぁ速いが勢いがついてないと威力はいまいち。拳鍔は攻撃の速度が速く、威力もそこそこ出るが、リーチが短い為相手の懐に入らないと直撃は狙えない

「まぁ今回に限っては相手はただの的だし、金棒で行くか」

俺は腰を低くして両手に持った金棒を後ろに構える

「スキル発動……」

これが俺の最高火力技……

「滅…金剛撃!!」

技名を叫ぶと共に渾身の一撃を放つ

ドゴオォォン!!

「…………っフーー」

技を放った俺は大きく息を吐く

「さーて……スコアは?」

表示されたスコアは1,013,500……101万3500点か…

「スッゴーイ!!1位だよ!先輩!2位の人に10万点近く差をつけてるよ!」

2位のスコアは91万8700点…確かに殆ど10万点差だ…

「あれ?でもこれ……2位の人って………」

「なんと!……」

「これは…………」

賢斗、桜馬、宗輝の三人が何かに気付いたようだ…

「2位の人?………あっ……」

俺も気になりランキングに目を向ける。そこには……

第2位"鉄槌の騎士"ヴィータ スコア:918,700点

「嘘ぉ……」

まさかのロケテスト上位ランカーのスコアに大差つけて勝ってしまった…

その後、俺達はざわつく店内の様子を見た俺達は練習を中断し店を後にした







〜海鳴市 住宅街〜

さて予想外の事態により店を後にする事になった俺達はこの後に予定していたブレイブグランプリに向けての作戦会議を行う事にした。そして
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