一年の締めくくり
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」
正に非難轟々、といった様子の4人。しょうがないだろう、口で解らないなら処罰を与えなければ示しがつかん。
「それとも、正月三が日に神通のスペシャルメニュー訓練にするか?」
俺はどちらでも構わんぞ?と選択は4人に任せた。
「「「「是非……1つ目でお願いします…。」」」」
項垂れた様子で応える4人。だろうな、神通のスペシャルメニューを正月三が日にやるなんて俺も嫌だ。しかし、これでようやく懸案事項は全て片付いた。後は今年1年の無事を神様に拝んで、締めの挨拶をして終わりだ。
1800。全ての艦娘が神棚のあるホールに集まった。俺を先頭にして綺麗に整列。神棚に正対して二礼・二拍・一礼。艦娘全員に猪口を配り、お神酒を注いでいく。全員に行き渡ったのを確認して、俺が口を開く。
「え〜、今年も1年轟沈を出す事無く無事に乗り切る事が出来た。これはひとえに皆の努力の賜物だ。来年もまた、平穏無事に戦局を乗りきられますように。……乾杯!」
『乾杯!』
全員の乾杯の合唱の後、全員がお神酒を飲み干した。これで今年は締めだ。そして明日からはまた、新しい戦いの1年が始まる。各艦娘が催す宴会に参加する者、姉妹で朝までまったりと過ごす者、早々に眠りに就く者。様々いる中で俺は何人かの艦娘に声をかけた。
『今日お節の仕込みをした艦娘は、2230に執務室に集合するように。』
俺からの個人的な労いの為に。
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