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WHITE ALBUM 2 another story ~もう一つのWHITE ALBUM~
【1話】とめどなく降り続ける雪
とめどなく降り続ける雪[後]
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は中断。
俺たち3人はとりあえず話をしようとなったのだ。
「にしてもすごい偶然だね!!」
「確かにそうだねえっと・・・」
俺は彼女の呼び方に困っていた。歌手名で呼んでいいものなのかと。
「ああ私は本名、椎名 恋愛っていいます!!いままでどおりREIって呼んでも恋愛って呼んでもいいよ!!あと、もう敬語は禁止!今、友達になったんだから、ね??」
「そうだな。これからもよろしく・・・レイ」
「うんうん!それでよし!で心はさっきからなんで黙ってるの??」
「そりゃあさっきあんな事言い出すんだから」
「じゃあもう一回言うよ??深夜くん、心、私と一緒にバンド組んでくれないかな・・・??それも本気で歌手デビューするつもりで。」
同時期 御宿のカフェにて
「春希君〜!かずさっていつ帰ってくるんだっけ??」
「確か日本でのコンサートが7月にあるから6月には来ると思うけど、あいつ連絡の一つもよこさないから」
「まあ、かずさらしいけどね」
「確かに」
俺と雪菜は笑っていた。
「そういえば最近、いい歌手いないから私に歌手になれってプロダクションの知り合いがいうんだよ??私はインディーズのライブだけで十分なのに。それか、いい子いたら紹介してだってさ」
「ははは・・・雪菜も大変だね」
「もう!!他人事みたいに言わないでよ!?私はそろそろ育休取る気で一杯なんだからね??」
「そうだな。」
俺は彼女のお腹のあたりを擦る。俺と彼女はもうすぐ父親と母親になる。今日、薬で陽性反応が出たのだ。
「楽しみだねあなた・・・名前は何にしようね??」
彼女の顔は笑顔で満ち溢れていた。
とめどなく降り続ける雪[後] (終)
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