13話 幕間〜なぜ、この異世界にパンティーがあるのか〜
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ぶろぐvar
http://suliruku.blogspot.jp/2016/10/13.html
柔らかいベットから、ギシッギシッと、想像を掻き立てる音が響いた。
「くぅ……主様っ……!
駄目ですぞっ……そんなに激しくしたら……」
パンティー以外、何もまとっていない……一匹の狼少女が快楽で悶えていた。
形の良い白い狼耳が興奮してピョコピョコ動いて可愛らしい。
胸は小さいが形が良く、雪のような真っ白な肌が魅惑的だ。
「はぁん……そんなに揉んじゃ……か、感じてしま……んぅ……」
『ぐへへへへへ!獣娘は最高なのぜ!』
『もっと、欲しいのかお?』
「拙者の大事な所をそんなに……ああっ……良い……。
主様の……アレ……凄く良いですぞ……」
「尻尾をモフモフしているだけなのに変な声を上げるなよ!?」
「雰囲気が出るかと思いまして」
僕のツッコミにホワイトが、舌をイタズラ娘のように出した。
……ホワイトの変態声だけを聞いている奴がいたら、エロい事をされていると勘違いされかねないだろ……。
三歳児の頃からエッチな事をする変態だと思われたらどうするんだ……。
しかし、この狼な尻尾は素晴らしい。白くて艶が良い。
ちゃんと毛の手入れをしている証だ。モフモフのやりがいがある。
しかし、可笑しいと思った要素があるんだ。
ホワイトが履いている青と白の縞々パンティーの材質が――明らかに化学染料メーカーが作り出したとしか思えないほどに……とても鮮やかな色なのだ。
「……このパンツ凄いな。
誰が作ったんだ?明らかに材質と作り方が……職人芸すぎるだろ!?」
しかも材質まで素晴らしい。
艶があって光沢もある。繊維断面に引っかかりがないのか、触っても音がほとんどしない……確実にこれは絹ではない。
絹は繊維断面が三角の形をしているから、こうやって縞々パンティーを触りまくっていたら、その三角に引っかかりまくってキュッキュッという音がするはずなんだ。
本当にありえない事だが……このパンティーの材質は、ナイロン繊維の類の可能性が濃厚だ。
「主様……じろじろと見られると……恥ずかしいですなぁ……。
背徳感で緊張してきました……」
『パンティーを触りまくる三歳児だ』『うむ……変態な光景な気がするな……』
つまり、石油から衣料を作り出す技術が、この世界に存在している事を意味する。
このパンティーの存在だけで、世界の何処かに化学兵器を量産できる組織があるって事だ。これからの戦が大変だな。
化学の実験をたくさん行わないと、このような製品は作れないだけにやばい。毒ガスは低コストで広範囲攻撃できて怖い――
「主様?パンティーが気になりましたかな?
まだまだありますぞ?ほれ」
そう言
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ