紫煙の記憶
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ド』の完成だ。」
アフォガードは日本だとエスプレッソをかけた物が一般的だが、本来は紅茶やリキュールなんかをかけた物も存在する。そこにレーズンやドライフルーツ、ナッツ類を好みで散らすとまた美味いんだ、これが。
「ん〜っ、大人の味って感じですね。」
「そうね、この味わいはお子様にはわからないでしょうね。」
俺も一口。俺はレーズンにクルミ、それにシェリー酒をチョイスした。程よく溶けたバニラアイスとシェリー酒が混じりあった物が口に入ると、バニラエッセンスとシェリー酒の香りが口一杯に拡がっていく。そこにクルミのガリゴリという食感とレーズンの仄かな風味が混じり合うんだよ。マズい訳がない。
「いやぁ、贅沢なオヤツだなコレは。ありがとう大和、美味かったよ。」
「いえ、そんな……。あ、ありがとうございます。」
あらま、顔真っ赤にしちゃって。酔っ払ったか?
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ