デスゲーム
第一章
対決・コボルトロード
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キルを発動させようとする。
しかし、スキルが発動することはなかった。ディアベルの剣は半ばから折れてしまっていたのだ。
無情にも緋扇の二撃目がディアベルとキバオウを更に深々と抉る。
しかし、王の追撃は終わらない。刀を大きく振りかぶり、大きな溜めを作る。
「ぎゃぁぁぁぁぁぅ!!」
一際大きく吼えた王は、二人へ深々と刀を突き立てた。
二人は弧を描きながら地面に向かい飛んで行く。
凄まじい勢いでhpが減少している。
キバオウは辛うじてポーションを飲んだが、ディアベルは逸れに応じなかった。
「こんなこと、言える立場じゃ無いけど……頼む。キリトさん。ボスを……倒してくれ……皆に……希望を……」
すべてを言い切る事もなく、ディアベルは呆気なくポリゴン片に変わってしまった。
「なんで……あなたが死んでるんだ……」
そんな声が、広場に響いた。
再び、混乱が広がった。
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