第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change11:赤き龍帝・緋の機人〜The story that started〜
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で人間などを悪魔に転生………ッ!そうゆうことか。あのときのイッセーと同じことをするつもりなんだな。
リアス部長はなくなっているアーシアの胸にイッセーから渡された神器とともに紅い”僧侶”の駒を一つ置いた。そして、部長の体を紅い魔力が覆い、何かを詠唱し始めた。
「我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、アーシア・アルジェントよ。今再び我の下僕となるため、この地へ魂を帰還させ、悪魔と成れ。汝、我が『僧侶』として、新たな生に歓喜せよ!」
駒が紅い光を、アーシアの神器が淡い緑色の光を発して、アーシアの胸へ沈んで行き、少しして、アーシアの瞼が開きその瞳には確かな光があった。
「悪魔をも回復させるその子の力が欲しかったからこそ、私は転生させたわ。ふふふ、イッセー、あとは貴方が守っておあげなさい。先輩悪魔なのだから」
部長はああいているが、イッセーのの願いを聞いてくれたんだな。悪魔について過去について文献で調べたがほとんどが邪悪だとか批判的なことが書かれていたな。こうしてみると悪魔って本当は優しいやつもいるのだろう。
最高の主の下僕になれってよかったな、イッセー。
あの堕天使騒動から数日後、俺はほかのみんなよりも一足遅く部室に向かっていた。まあ考え事をしていたら、いつの間にか時間がたっていたからな。
そして俺は部室のドアを開けた。
「こんにちは、シン君。」
「こんにちは、シン先輩。」
「ふふ、こんにちは、シン君。」
「ようやく来たか!シン。」
「こんにちはシンさん。」
「シンで最後のようね。」
アーシアはどうやら本人の希望もあるようでこの学園に俺とイッセーと同じクラスに編入することになった。編入したときのクラスの反応(特に男性陣)が大騒ぎしていたな。
まあ。学校がありそして部活がある俺は今あるこの平和な生活が好きだ。もうあいつが言っていた運命は動き出しているかもしれないが、俺はそれと同等にこの何気ない日常を守っていたいと思う。
そしてこの平和で何気ない日常を脅かすものは俺が全力で抹殺する………
俺はそう心に決め、今日も部活をこなしていく。
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