第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change11:赤き龍帝・緋の機人〜The story that started〜
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「機人化・緋」
起動コードを唱えると俺の周りに緋色の光が出現し俺の体を変化させていく。
装備していたものが”擬似表皮”ごと粒子変換されて金属骨格のようなものが露出する。そして金属骨格がまるで先頭向けのフォルムへと変形して瞳の部分が二つから四つへと顔の骨格も変形していく。
骨格が変形が終わったのと同時に六角形の薄い立体のホログラムが出現しそこから装甲であろうパーツ出現し変形した俺の骨格へと装着されていく。
俺は起動終わりに自分の体を見ていると、以前よりも無駄のないフォルム、黒を基調とした装甲に緋色と白色の装甲、蛍光色に光る腰にある翼と四つ眼のロボットのような者が立っていた。
「な、何だその力の波動は!?」
「クッ……!?」
「た、ただのこけおどしッス!」
堕天使共は俺の変化に驚きながらも再び光の槍を投擲してきた。俺はけん制で先日発現したばかりの
緋 晶 残 光を円弧上に投擲された光のやりにぶつける。
「「「グッ!!!???」」」
俺は堕天使三体がひるんだ隙にやつらよりも上空に飛翔して脇腹部分に収納されている近接装備、《フォルド・シックル》を小型の鎌状展開する。
「やつはどこにいる!?」
堕天使があわてて探そうとするが俺は容赦なく堕天使三体のところに降下しフォルド・シックルで三体の堕天使の翼をすべて切り裂く。
「「「グァ!!!」」」
翼を切られた三体はそのまま降下するが俺は追撃で三体をまとめて回し蹴りで地面に叩き落す。空中でそのまましとめていいが、どうやらリアス部長が滅びの魔力を練っているからこいつらのとどめは譲ろう。本命は別にいるからな。
「グッ……貴様ぁ!」
『堕ちた存在に飛ぶための翼は必要ないだろう。それに俺に注意を向ける前に自分の心配したらどうだ?』
「何を……」
するとリアス部長は魔力を練り終わったのか、堕天使三体に赤黒い滅びの魔力を放った
「消し飛びなさい。」
「「「ぎゃぁぁぁぁぁッ!!!」」」
黒い羽を散らしながらだ天使が赤黒いオーラに包まれながら消滅していく。
―――ガシャァァァァァァァン!!!!
それと同時に教会からレイナーレが吹き飛ばされて行くのが見えた。
『どうやら、決着は着いたようだな、イッセー』
俺は廃教会にいるであろうイッセーにつぶやいた。
堕天使三人を倒した俺達は教会に向かった。
そこには小猫に引き摺られて広場で気絶しているレイナーレと、イッセー、小猫、木場がいた。
そして長椅子に横たわっている女の子がいた。イッセーの表情や周りの雰囲気から察するにどうやらアーシアは手遅れのよ
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