反撃の雷門!
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ヤくんがゴール前まで上がって行き打つ構えを取る。
「させるかぁぁぁ!!」
全速力で戻って来たレーゼをアツヤくんは見るとボールをふわりと浮かせ呟く。
「オーロラドリブル!」
華麗なドリブルでレーゼを抜き去るとアツヤくんは黒薔薇くんにパスを出した。
ボールを受け取った黒薔薇くんはゴールを見据え、空中にボールを飛ばした。
円堂くんのマジン・ザ・ハンドを打ち破るほどのシュート。
敵ではとんでもない強敵だが、仲間だとなんと頼もしいことか。
「はああぁぁっ!デスサイスG2!!」
禍々しいオーラを放つシュートはゴルレオに向かい唸りを上げる。
「ブラックホールゥゥゥ!!」
しかしゴルレオの必殺技ブラックホールにデスサイスは呑み込まれ消えてしまった。
「こんなものか!」
ゴルレオがそう言うと同時に黒薔薇くんは不敵に笑う。
「2点目は頂きだぜ」
「何!?」
消えた筈の空間から突如禍々しいオーラが漏れ出し空間を砕いていく。
「行け、死の鎌よ!切り裂けえぇ!!」
バキャァァァン!!
「バ、バカな!?ぐわぁぁぁぁ!!」
空間はガラスが砕けたような音を立てながら砕け散り
雷門に2点目のゴールを献上した。
ピーーーーーーーーー!!
私は黒薔薇くんに「流石だね!」と声を掛けると
黒薔薇くんは優しい笑みを浮かべ「おう!」と話した。
「バカなバカなバカなぁぁぁぁ!!こんなことがあってたまるかぁぁ!!」
レーゼは2点目を決められたゴールを凝視したまま叫んでいる。
「おのれ雷門…!叩き潰してやる!」
相手からのボールでディアムはレーゼにボールをパスするとレーゼは全速力で駆け上がって来る。
あまりの威圧に私は抜かれてしまった。
ゴール前まで上がって来たレーゼはボールに回転を加えると叫んだ。
「喰らえぇぇ!アストロブレイクゥゥッ!!」
上半身を最大限に捻り力を蓄えた円堂くんは叫ぶ。
「マジン・ザ・ハンドォォォ!!」
グオオオオオオアアアアアアアア!!
魔神の雄叫びと同時にぶつかる両者の必殺技に大地そのものが揺れている錯覚に陥る。
ギュルルルルルル!!
グローブからは煙が起きるも円堂くんはガッチリとボールを受け止めた。
「ば、バカな……」
レーゼが円堂くんのボールが収まった瞬間を見ながら呟くと同時に
前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
「まさか俺らがエイリアに対してリードしているなんてな!」
風丸くんがドリンクを飲みながら話す。
「うん、みんないい動きしてるよ!」
吹雪くんも爽やかな笑顔で応える。
「しかもこちらは2点、相手は無得点だ。気は抜
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