ガンダムW
1540話
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だが。
まぁ、綾子の場合は俺とくっついたのも色々と普通じゃない流れからだったし。
勿論ゼクスだってピースクラフトの名前がある以上、普通ではないのだが……それでも聖杯戦争に巻き込まれるような事になるよりは、十分にまともだろう。
少し責める目付きで綾子を見るノイン。
だが、綾子の方はそんなノインの反応を可愛いとすら思っている。
綾子にしてみれば、年下の純情さが気に入っているんだろうな。
確か今のノインの年齢は19歳だった筈。
だとすれば、綾子の方が年上になるのは当然だろう。
……けど、よく考えてみれば、ノインは教官だったんだよな。
つまり、自分と殆ど年の変わらない……それどころか、下手をすれば自分よりも年上の相手の教官をしていたのか。
そう考えると、もしかしてゼクスもノインと同じ19歳なのか?
それとも、単純にノインが飛び級なりなんなりをしているのか。
そんな風に考えている間に、やがてトールギスが動き出す。
操縦システム自体はリーオーを使えるのであれば、そこまで苦労する事はないだろう。
そうしてスーパーバーニアを軽く噴射し、空中へと浮かび上がる。
最初はゆっくりと……だが、やがて速度が上がっていき……その速度はエアリーズを超えていた。
そのまま空中を動き回り、更に速度を上げていったトールギスだったが……やがてその速度が急速に遅いものになっていく。
そうして地上へと戻ってきて、地面に着地したトールギスからはゼクスがこの短時間で疲労困憊といった様子で降りてくるのだった。
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