暁 〜小説投稿サイト〜
ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第2話 突然の来訪者
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ツ「お姉ちゃん達、助けてくれてありがとね!」

銀髪の少女、ツヴァイはバルバテス達にそう言う。

こ「ツヴァイちゃんだっけ?チームはどこに所属してるの?」
ツ「チーム?そんなの所属してないよ」
こ「そうなんだ。もし良かったらうちのチームに来る?マスターもいいよね?」
バ「もちろん大歓迎です!」

ツヴァイは立ち上がり、バルバテス達に向かって笑顔で言う。

ツ「折角のお誘いだけど、遠慮するよ。私、チームとか仲間とか信用してないの。じゃあね!」

そう言ってツヴァイはチームルームから立ち去ろうとする。が…

も「ちょっと待った」

ツヴァイの前にもみじさんが立ち塞がる。

ツ「なにお姉ちゃん?」
も「今の言い方、あんまりじゃないの?助けられた人間のセリフじゃないよね?」
ツ「助けてくれたことには感謝してるよ。でもチームや仲間なんか、私はいらない。仲間なんて、すぐに裏切る。いざって時はあっさりと…ね」

ツヴァイは笑顔のままそう話す。そしてもみじさんの横を通り過ぎ、チームルームを出る際に…

ツ「お姉ちゃん達も、切り捨てないとそうなるかもよ?」

そう言って消えていった。3人は何も言えず、そこに立ち尽くしていた。それもそのはずだ。このチームをやめていったメンバーを見てきたからだ。そんな時。

く「あれ?マスター達、なんでそんなとこで立ち尽くしてるの?」

チームメンバーが帰ってきた。

く「なんかあったのー?」

明るい声でそう言った彼女は、くれあ。クラスはテクター。少し天然な人。何故かもみじさんからはくれあ嬢と呼ばれている。

こ「…ううん、別になんでもないよ」

こにぃは無理に笑ってそう答える。が…

アザ「…無理に笑ってるのが見え見えだ、こにぃ」

彼女はアザトス。クラスはブレイバー。常に冷静でクールな性格。ファッションにはこだわりを持っている。

こ「…実は…」

チームメンバーに先程あった出来事を説明する。




わ「ええええ!?そんなこと言われたの!?私がその場にいたら私のウォンドでぶん殴っていたのにいいい!!」

彼女はわかば。クラスはテクター。チームのムードメイカー的立場にある。

こ「落ち着いてよわかば。私達、気にしてないから。ね?マスター?」

こにぃはマスターのほうを向く。

バ「ソウデスヨ キニシテマセンヨ」

マスターのほうはかなりダメージが深いようだった。

く「ありゃりゃ、マスターのほうはダメみたいだね」
も「そういえばくれあ嬢、調査の方はどうだったの??」

そう、最近ダーカーの様子がおかしいという情報が入っていた。くれあ、アザトス、わかばの3人はその調査のため出かけていたのだ。

く「うーん、
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ