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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
598部分:第八十六話 四柱の神々その一

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第八十六話 四柱の神々その一

                    四柱の神々
「それはだ」
「はい、それは」
「何なのでしょうか」
「エリスだけではないのだ」
 こう述べたシオンであった。
「アーレスに仕える神々は」
「何っ!?」
「左様ですか」
「タナトスとヒュプノスは知っているな」
 続いてこのニ柱の神々の名前も出してきた。
「あの冥皇ハーデスに仕える神々をだ」
「死の神と眠りの神」
「かつて聖戦で猛威を奮ったという」
「あの神々ですか」
「あの二神と同じだ」
 そうだとはっきり言った。
「恐ろしいまでの力を持っている」
「それだけの神々がいると」
「アーレスにはまだ」
「そうだ。四柱の神々だ」
 その数についても述べられた。
「それぞれの軍団を司っているのだ」
「といいますと」
 今度声をあげたのはカミュであった。
「八大公とはまた別に」
「そうだ。エリスの下に位置する」
「やはり」
「それがその四柱の神々だ」
 こう黄金聖闘士達に話した。
「アーレスに仕えるだ」
「左様ですか」
「しかし」
 今度言ったのはシャカだった。
「ハーデスの下にあの二柱の神々がいて」
「どうした、シャカ」
「それが一体」
「そしてパンドラが二柱の神々の下にいた」
 彼はここでハーデスの軍勢の構造を語ったのだ。
「それとは逆にアーレスでは」
「そうだ、アーレスの下にまずエリスがいる」
 シオンもまたこのことについて説明してきた。
「そしてその下にだ」
「その四柱の神々がいる」
「そうなのですね」
「そして狂闘士達がいるのだ」
 この辺りは冥闘士と同じであった.
「そうなっているのだ」
「わかりました。それは」
「そして」
 シオンの話は続く。
「その神々だが」
「はい、名前は」
「そして司っているものは」
「まずはだ」
 シオンは黄金聖闘士達の言葉に応えてである。彼等のことをだ。
「彼等を総じて四闘神という」
「四闘神ですか」
「それがなのですね」
「そうだ。それが彼等の総じての名だ」
 そのことをまず語ったのである。
「そしてだ。それぞれの名はだ」
「それは」
「それぞれの名は」
「恐怖の神デイモス」
 まずはこの名前が告げられた。
「そして敗走の神ポポス」
 次にこの神が。
「混乱の神キュドイモス」
 三人目であった。そして最後は。
「戦死の神ケーレス」
「その彼等がですね」
「アーレスに仕える四闘神だと」
「その力はタナトス、ヒュプノスに匹敵する」
 そこまでだというのである。
「だからこそだ。油断できない相手だ」
「そういえば」
 アイオリアが述べてきた。

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