暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1538話
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ールギス1機だけでは迎撃するのも難しい。
 これがニーズヘッグを使ってもいいのなら、システムXNで転移が可能なんだが。
 綾子の技量が上がれば、トーラス辺りを何とか入手してきてやりたいな。
 最終的には、ビルゴ……いや、ビルゴU? いや、ビルゴ系はMD前提だった筈だから、メリクリウスかヴァイエイト辺りを狙うか?
 ただ、それは原作通りに事態が進まないと作られないMSだ。
 思い切り原作ブレイクしようとしている俺の行動を考えると、もしかしたら作られない可能性もある。
 となると……いっそバートン財団からサーペントを奪う?
 サーペントはトロワのヘビーアームズをベースにして設計されたMSだし、もしかしたらプロトタイプ辺りはある可能性がある。
 まぁ、今はまだないだろうけど。
 となると、エアリーズ、トーラス、サーペントの順に乗って貰えばいいのか?
 ただ、エアリーズとトーラスはそれぞれ空を飛ぶMSだけど、サーペントは地上用MSだ。
 そう考えると、やっぱりトーラスをメインに考えた方がいいのか。
 ただし、綾子は半サーヴァントで身体能力は人間を優に超える。
 だとすれば、トーラスを改修する方がいい。
 ハワード辺りにまた連絡を取った方がいいのかもしれないな。
 そんな風に考えながら歩いていると、やがて第三会議室が見えてくる。
 ノベンタの執務室の前とは違い、特に誰かが護衛をしている訳ではない。
 ……まぁ、中にいるのは全員が兵士であってお偉いさんじゃないんだから、そこまで気にする必要はないか。
 部屋の扉を開くと、当然のように多くの兵士達がそれぞれに話をしている。

「あ、来てくれたんですね、アクセル代表!」

 嬉しそうに叫ぶのは、俺の部屋に連絡をしてきた軍人だ。
 エアリーズ隊のパイロットの中でも、特に熱心で腕も立つ。……まぁ、他の面子も精鋭揃いだから、トップエースって訳じゃないだろうが。

「ああ、少し遅れたけどな。それで、どんな具合だ?」
「はい。……やはりトールギスの速度に翻弄されているのが痛いですね。フォーメーションを組むにしても、その前に突っ込まれますから」
「今まで、空を飛ぶMSなんてエアリーズしかありませんでしたから。どうしてもその対処は難しいです」
「あ、でもスペシャルズで空を飛ぶ事が可能なMSが開発されたんじゃなかったか?」
「ああ、トーラスとかいう……けど、あの機体は宇宙用だぞ?」

 ……そう言えばそうだったな。
 トーラスは本来なら宇宙専用MSだった筈だ。
 けど、ノインを始めとして地球上でも使っていたんだから、多少改修すれば空を飛べるようになる筈。
 そのくらいの改修であれば、別にOZじゃなければ出来ない……って事はないと思う。
 そう考えると、やっぱりトーラスは入
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