デスゲーム
第一章
安らぎの時間
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クリアした人居ないんですよ。アルゴさんに聞いても、「うーン、俺っちもその情報は知らないかナ。」って言ってるし……」
ランは仕草も真似しながら、鼠そのものに限りなく近い声で話をする。どうやら、声真似も得意らしい。
「へ、へぇ。じゃあ、俺からアルゴにメッセ飛ばしとくよ。」
ふと時計を確認すると、もう11時を大きく回っている。明日の攻略に向けてそろそろ寝なければいけない。
「なぁ、もう寝ようぜ。明日、睡眠不足で集中出来ませんでした、じゃ、悲惨なことになっちまう。」
「分かりました。では、私はユウキの隣、借りますね?」
「おー。じゃ、俺もう一回風呂に行ってくるわ。」
「はい。おやすみなさい。」
「おう。ってか、風呂はいいのか?」
きれい好きのランが風呂に入らないとは……
「はい。もうお風呂は宿屋で入りましたから。」
あ、そう……
「それじゃあおやすみ。明日、パーティ違うけど、頑張れよ。死なない程度にな。」
「分かりました。ツバキ君こそ、死なないでくださいね?」
こうして、またひとつ、夜が更ける。
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