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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第四幕その七
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「いつも観ています」
「先生は特撮がお好きですか」
「日本に来てそうなりました」
「特撮も素晴らしい文化ですね」
「日本が世界に誇る」
 まさにと言う先生でした。
「最近は昔の映像も観ています」
「そうですか」
「何かとです」
 それこそというのです。
「大好きです」
「そうですか」
「今の特撮も観ていますし」
「昔のものも」
「そうしています、沖縄を観ていますと」
 先生はサトウキビ畑から沖縄の何処までも澄んだマリンブルーの海とスカイブルーの空、白い砂浜と雲を見つつ言いました。
「文学の題材にもなりそうで」
「アニメの舞台になってもいいですね」
「そして特撮でも」
「そう思います、私も」
「景色も楽しめる場所です」
「ありとあらゆるもが」
「魅力的な日本の一つです」
 沖縄もまた、というのです。
「ですから」
「こうしてですね」
「観ていきたいですね」
 是非にとです、先生は真喜志さんに言いました。
「これからも」
「それでは明日は海にですね」
「案内をお願いします」
「そうさせてもらいます」
 二人は動物の皆と一緒にサトウキビ畑にお空、そして明日行く海を観ながらお話をしていました。そしてです。
 その次の日実際にでした、先生は動物の皆と一緒に調査用のヨットで海に出ました。動かすのは真喜志さんです。
 真喜志さんは船の先で海を観ている先生に操縦席から尋ねました。
「速度はこれ位でいいですか?」
「はい、丁度いい位です」
「じゃあ海蛇がいる場所に来たら」
「そこで錨を下ろして下さい」
「そうさせてもらいます」
 こうお話するのでした、そしてです。 
 先生達が乗るヨットは海蛇のいる場所に向かいます。その中で。
 ふとです、オシツオサレツが海を観ながらこんなことを言いました。
「奇麗な海だね」
「本当にね」
「水泳もスキューバも出来そうだね」
「サーフィン、あと水上スキーもいいかも」
「マリンスポーツに最適よ」
 ガブガブも言います。
「この海は」
「泳いだらね」
 ホワイティもマリンブルーの海を観ています。
「気持ちいいって人多いね」
「ここまで奇麗だと」
 ジップの尻尾は横に振られています。
「そうしたくなるね」
「スポーツが好きだと」
 トートーはこう仮定してお話します。
「そう思うね」
「泳ぐだけでもいいわよ」
 ポリネシアはビーチの方を観ています、そこには水着姿の沢山の人がいます。
「それだけで全然違うわ」
「ビーチでのバカンスだね」
「それだけでも違うわね」
 チープサイドの家族もビーチを観ています。
「泳がないにしても」
「プールサイドにいてもいいかも」
「プールもいいね」
 チーチーはここでまた言ったのでした。
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