第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
恋姫†無双 〜美しき蝶の仮面〜
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レの名は・・・・」
そして左手を右ひじにあて、右手は親指から中指の三本を立てて甲を向ける。
「華蝶仮面、ブゥイスリァ!!!!!!」
「「ぶ、ブイスリー!!!!!」」
「か、華蝶仮面の新たな仲間か!!??」
「この状況で、お前の味方だと考えるほど、お前はおめでたいのか?」
「ぬ、ぬかせぇ!!!!」
「トォ!!トォオ!!!!」
ガン、ガキィ!!!!
華蝶仮面V3改め蒔風が男の拳を弾き、星と貂蝉の元に寄る。
「大丈夫か!?一号、二号!!!」
「うむ、助かったぞ!!!」
「にしてもノリノリね」
「む、危ないっ!!!」
男がどこから取り出したのか角材を振り回してきたのを、蒔風が二人を押しのけてからジャンプしてかわす。
そしてそこからそのままキックを放つ!!!
「V3スクリューキィック!!!!」
ドカッバキィ!!!
蒔風が空中で身体を捻り、そのままスクリュー状に回転しながら男に、正確には男の持つ角材に向かってキックした。
すると角材は砕け散り、男は後ろに後ずさるだけとなる。
「(我ながらうまく角材だけ破壊できたな)いまだ!!!行くぞ!!一号、二号!!!」
「「おおう!!!!」」
バババッ!!!!!
三人が高く跳躍し、そこからそろって降下する!!!!
「華蝶―――トリプルキィック!!!!!」
「ぐ、ぐあああああああああああああああ!!!!!!!」
ドゴォン!!!!
長身が吹っ飛び、地面に倒れる。
そしてヨロヨロと立ち上がってから・・・・・爆発した。
(えええええええ!?さ、さすがにそこまでは・・・・)
(大丈夫だ。怪我はしてない)
(そのようね。ほら、あの二人が連れて帰ったわ)
煙でよく見えないが、起き上がったちびとデブが長身を抱えて帰って行っている。
「わーーー!!新しい華蝶仮面だーーーー!!!」
「でもぶいすりーってなんだーー?」
「わかんねーけど、かっこいい!!!」
「ふ、オレが出てくるのはまだ早かったようだ。まだまだ修業の身。また会おう!!一号、二号!!!」
「あっ!!ブイスリーー!!!」
屋根を跳ねてどこかへと去っていくブイスリー。
それと同時に裏路地から蒔風がひょっこり出てきた。
「あ!!舜、どこにいたのだ?」
「今日のはスゴかったぞ!!」
「らしいな。オレはトイレに行ってて見逃してしまったよ」
と、そんなこんなで騒動は終結した。
いつの間にか二人の華蝶仮面もいなくなっていた。
撤収早いな。
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