第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
恋姫†無双 〜午後の部、特訓の成果、夜の散歩〜
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いない。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
〜〜そのまま30分後〜〜
ドォン!!!
「来たか!?(ガバッ)」
「(ガチャ)すみません!愛紗さんが料理に失敗したみたいです!!」
「そうか・・・・ありがとう、月」
「では片付けを手伝って来ますね(パタン)」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「「・・・・・ぷっ、あはははははははははははははは!!!」」
「来ないなぁ」
「来ないねぇ」
「これは来ないな、うん」
「そういうもんか?」
「来ない来ない。くそったれなことだけど、「奴」のことは一番よく知っているからな」
「??」
〜〜〜数時間後〜〜〜〜
日も沈み、空に星が輝くころ。
「ご、ご主人様〜〜〜〜?い、いらいら、いらっしゃいますか?りょ、料理を作ったので、少しどどど、どうでしょうかっ!?」
入ってきたのは料理を持った愛紗だ。
がんばってがんばって、も一つおまけに頑張って作ったチャーハン(四回目)を持ってきている。
だがそんなことよりも重大なことが目の前手起こっており、愛紗は冷静に、それはもう冷静にチャーハンを持って青龍円月刀を構えた。
「仕事まだ終わってないのにどこ逃げるおつもりですかッ!!!!!!」
窓から脱出しようとする蒔風と一刀に向かって叫んだ。
「い、急げ一刀!!!鬼が来た!!!(窓の外から一刀を引き上げる)」
「ひ、引っ張ってくれ!!!!早く!!!(なんとか窓の向こうに抜け出す)」
「にぃがぁすかぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!(ドカバリーーーン!!!と窓を砕いて飛び出す)」
「き、来たっ!!!」
「おい一刀!!誰だよこの時間は見回り来ないから抜け出してもいいって言ったの!!!」
「まさかあのまま愛紗が料理やってるとは思わなかったんだよ!!!!」
蒔風と一刀は走る走る。
だがそれも長く続かない。
いつの間にか走っているのは城壁の上にある通路だ。
後ろにはまだ愛紗がついてきている。
「仕事ほっぽってどこ行くつもりですかっ!!!!」
「しゃーーねぇ、一刀、一言何か言ってやれ」
「えぇ!?えーーーとぉ!?」
蒔風が走りながら一刀の身体を掴む。
そしてそのまま二人の身体が宙に浮いた。
何事かと蒔風の方を見ると、その背には美しい銀白の翼が羽ばたいていた。
「夜間飛行とまいりまーーーす」
「愛紗ごめん!!!でもあの量は無理だーーーーー!!!」
「あっ!!
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