暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1536話
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何で馬鹿な事をしそうだとか決めつけるんだ?」
「普段の行いね」

 即座に言い返され、そう言われれば俺も自分の普段の行いについては色々と思うところがあるだけに何とも言えない。
 ともあれ、仕方がないので凛と一緒にノベンタの執務室の前に行く。
 するとそこには、当然の事ながら連合軍の兵士が護衛に立っていた。
 他にOZの兵士の姿があるのは、現在ノベンタと会っている人物の護衛だからだろう。
 連合軍の兵士達は俺達の存在を理解しているので一瞬視線を向けてきただけだったが、OZの兵士は胡散臭げにこちらに視線を向けてくる。
 まぁ、連合軍の制服を着ていないのが2人もいきなり目の前に現れれば、それは怪しむだろう。
 ちなみに俺は連合軍の制服ではないがシャドウミラーの軍服を着崩しているいつもの服装で、凛はスーツを着て出来る女秘書といった様相だ。
 俺は元々この服だし、凛はシャドウミラーの交渉とかの仕事を担当しているのでこういう格好だが、綾子は俺から借りたシャドウミラーの軍服を仕立て直して貰って、それを着て生活している。
 ちなみにノベンタに雇われるにあたって凛が交渉した結果、少なくない……それどころか普通に考えれば非常に高額の報酬を毎月貰う事になっている。
 それでいてトールギスの整備や点検、消耗品といった代物の代金は連合軍持ちなのだから、どれだけ凛が交渉に慣れているのかといったのを示しているのだろう。
 実際には思い切り猫を被って向こうと交渉した結果だが。
 ともあれ、そんな風に金に困っていない事もあって、凛が着ているスーツはオーダーメイドの物だ。
 普通に考えればちょっと高価過ぎないか? とも思うのだが、凛の場合は連合軍の元帥であるノベンタと会う事も多いし。それ以外の上級将校と会う事も珍しくはない。
 それどころか、OZやロームフェラ財団の面子と会う事もあるのだから、着ているスーツに金を掛けるのは当然だろう。
 ともあれ、そんな風にどこからどう見ても連合軍の軍人ではない俺と凛は、ノベンタの執務室の前で待つ。
 OZの兵士はこっちを怪しんで何度か視線を向けてきているが、連合軍の兵士が何も言わないという事もあって、聞くに聞けないといったところか。
 そのまま10分も待った頃……不意に執務室の扉が開き、中から1人の男が姿を現す。
 胡散臭い眼鏡を掛けた中年の男だ。
 若干太り気味なので、ロームフェラ財団の人間ではあっても軍人という訳ではないのだろう。あくまでもロームフェラ財団の人間といったところか。
 向こうも俺の姿に気が付いたのだろう。少し目を見開いてから口を開く。

「おや、貴方は……なるほど、貴方がアクセル・アルマーですか」
「どうやら俺の事を知ってるらしいな」
「ええ、勿論ですとも。何しろ、貴方にはコルシカ基地を襲
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