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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
戦闘のあいま
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が。」アントワープは少し申し訳無さそうに言う。
「そうですか。中学生にも出来てしまうなんて・・・。」みんな技術力のかなりの差に愕然としている。
「まぁ、さすがに兵装までは出来ませんからね。」場の雰囲気を戻そうとしたのだろうが、それは当然だろうアントワープ・・・・。
でも材料さえあれば作れる奴はきっといるだろうな、いや絶対いると思う。
考えるのはよそう。
一同ひきつったように苦笑いを浮かべる・・・・。

「それで、遠野中尉の質問は何でしたか?」そこでアントワープが思い出したように問い直す。
「あ、そうでした。申し訳ありません!OSの制御が格段に違うのはわかったのですが、実際の操縦はどのようにするのか知りたいです。私たちの乗っていた戦術機は間接思考制御プログラムによる操縦補助のシステムがありますが、それに相当するようなものがあるのか、とかです。」
「なるほど、それでしたらスクワイエルのOSはB-T-Link Systemを搭載していて、操縦者の脳波と直接つながっています。これはあなたがたの乗機に搭載されていたという間接思考制御プログラムを間接ではなくメインにしてしまったイメージでしょうか。これにより、直接操縦者の思考をOSが読み込み、制御AIとの演算結果を受けてスクワイエルが機動します。」
「・・・・・すべてが想像以上でした。ありがとうございます!」遠野の目はクリスマスプレゼントをもらう子供のようにキラキラしていた。
早く乗ってみたいんだろうな。

「さて、他に質問が無ければ、小休止の後実習に入ります。まずはシュミレーターでの訓練からですね。」
アントワープの言葉に皆が期待いっぱいのまなざしで彼女を見つめる。
さて、俺はここらで退散して後はタケルちゃんにバトンタッチ・・・・・って、あいついねえし・・・・逃げたか。
まぁ手本だなんだかんだとアントワープと模擬戦になりそうだから、そりゃ逃げるか。
じゃ、俺も逃げ「最初にカミナガ中佐と私が模擬戦を行うので、その機動を含め操作を良く見ておくようにね。」うえ―――――!!???結局逃げれんかったよ・・・・・・・。がっくり。

―――――そして3時間後
俺はぐったりとして自室のベッドに横たわっていた。
あ――――疲れた。
最初だけっていったやん。なのに要所要所で模擬戦入れる必要ないやん。しかも最後にもう一度おさらいで見ておけとか、そのおさらいで熱くなって3回戦するとか・・・・・もう寝る・・・・・。

・・・・・・・・・・・ピピーピピーピピー・・・・・・ハァ、まったく空気呼んでくれない人がいるみたいだ。
俺は寝ようとしていたのに呼び出し音で起こされ、ちょっとムスッとしながらソリヴィジョンの端末に触れた。
『あれ?ダイスケ君、休んでいた?』呼び出しの主は怪訝そうにこちらを見てい
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