【ハリー・ポッター】編
173 二回目の襲撃
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となるマンドレイクを飼育なさっています。……ですので、最悪石になっても取り返し(リカバリー)はききます」
まず俺が意見を述べれば、マクゴナガル先生は可能性の一つ≠ニして受け入れ、アニーが俺の言葉を継いだ。……そして矢継ぎ早に、次はハーマイオニーが口を開く。
「……つまり私達は、マクゴナガル先生には、この──バジリスクのレポートの配布≠ニ、ホグワーツの曲がり角に鏡を設置=Bそれから、手鏡を肌身離さず携行するように≠ニ、周知して欲しいのです」
「……判りました。ではその様に周知しておきましょう」
マクゴナガル先生はハーマイオニーからのそんな提言に数秒時間をおき鷹揚に頷く。時間が空いたのは、恐らくだがリスクやら手間やら何やらを天秤にかけたからだろう。
(……暫くはこれで良いか…)
とりあえず<}クゴナガル先生から聞きたかった言葉が聞けたので、俺達四人はいそいそとマクゴナガル先生の部屋から退室した。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
誰もバジリスクに襲われる事なく時は過ぎて11月の上旬となる。かかりきりだった疑似不老薬≠焉A予定していたより多少の遅れはあれど、無事に納得出来るボーダーラインにまでもっていけた。
……疑似不老薬≠ハーマイオニーとアニーに御披露目した時にハーマイオニーから「これ命の水≠カゃない! こんなもの開発したのがバレたら〜〜」──と大層驚かれたが、今のところは俺、アニー、ハーマイオニーの三人で飲み回すつもりしかないので、ハーマイオニーの諫言はハーマイオニーには悪いが馬耳東風とさせてもらったり。
閑話休題。
その情報がもたらされたのはグリフィンドールVSスリザリン≠ニ云う試合を同寮の生徒とヘソを噛む様な思いをした──フリをしながら観戦した翌日の事だった。
その朝のグリフィンドール寮の談話室は、数日ほど貼られていた一年生に対するクィディッチの案内以上に騒がしくて。起き抜けの地味に働いていない頭だったので何事か?≠ニ思ったが、そんな疑問も直ぐに氷解する。
……珍しい事に、マクゴナガル先生がいたのだ。
「……おはようございます。どうやら全員揃ったようですね」
厳めしいマクゴナガル先生の口調に、マクゴナガル先生の口からこれから語られるであろう内容≠予感したのか、グリフィンドール──いっそホグワーツ一のお調子者と名高いフレッドとジョージですら口を閉じる。
そしてマクゴナガル先生は静かになったのを確認すると、徐に手に持っていた巻物を開き、それに書かれているであろう内容を訥々と口にしていく。
「昨晩ハッフルパフ寮の4年生がバ
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