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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第四幕その六
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「自衛隊の基地が出来ますし」
「そうなりますよね」
「自衛隊にも反対するんでしょうが」
 そうした人達はというのです。
「反対反対で」
「結局沖縄のことはですね」
「何も見ていないんですよ」
「興味もないですね」
「そんな人達は沖縄に来て欲しくないですね」
「沖縄にもそうした人がいますね」
「いい人達じゃないですよ」
 こう断った真喜志さんんでした。
「背後関係を調べますと」
「そうなんですね」
「核兵器を持っている将軍様の国の組織にいたり」
「あと過激派ですね」
「沖縄にいる人も来る人もですね」
 基地にどうとか言う人達はというのです。
「そうした人達ばかりです」
「それは僕も知っています」
「おかしいですね」
「はい、軍事のことは専門ではないが」
 それでもと言う先生でした。
「そこはわかります」
「過激派が絡んでいるとなると」
「どの国でも過激派は危険です」
 温和ですがはっきりとした声で言った先生でした。
「手段も選びませんし」
「はい、実際基地の前で暴れます」
「平和と言いながら」
「凶暴とさえ言っていいので」
「余計にですね」
「来て欲しくないです」
 こうも言った真喜志さんでした。
「本土ではどう報道されているか知りませんが」
「数が実際より少ないと批判受けて数の問題ではないと開き直ったキャスターがいましたよ」
「それも酷いですね」
「基地反対の参加者が」
 報道された数と実際の数が違うと批判されるとこう言ったとのことです。
「この前遂に降板しましたが」
「その報道番組は多分沖縄でも放送していますが」
「ご存知ですね」
「私は観ていません」
 真喜志さんは嫌そうなお顔ではっきりと言いました、
「あまりにも報道が酷いので」
「だからですか」
「はい、そうしています」
「そうですか」
「あの番組は沖縄のこと何も知ろうともしていません」
「基地ばかりで」
「沖縄のことはどうでもいいんですよ」
 その番組を制作して放送している人達はというのです。
「それがわかりますから」
「観ないのですか」
「はい」 
 まさにそうだというのです。
「そうしています」
「そうですか、僕もです」
「観ていませんか」
「観ても何も勉強にならないですから」
「そうした番組だと思われているのですね」
「はい」
 まさにという返事でした。
「日本のテレビはアニメと特撮、ドラマ以外は」
「御覧になっていないのですね」
「どの番組もあまりにも酷いので」
「否定出来ないですね」
「はい、ですから」
「それがいいかも知れないですね」
「特撮は大好きです」
 観ている番組の中でもというのです。
「最高ですね」
「あっ、そちらはですか」
「はい、
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