暁 〜小説投稿サイト〜
「明日は晴れるでしょう」
明日は晴れるでしょう

前書き
母 「オリビア、テレビの見すぎよ。早くテレビを消してお風呂にはいりなさい」
  
   はーい。私は今ニュースの天気を見ている。家族一番に次の日の天気を知って発表するのが好きだ。   だから毎日、ニュースの天気を見ている。特に、天気は大事だから。
母 「また天気見てるのね。」
  
   オリビアは、記憶力が良い。明日の天気はどうだろうか。
   明日は晴れるでしょう。
    また、始まった。キャスターの口ぐせ。たまには、雨になってほしい。
               次の日・・・
    やっぱり晴れた。今日は休みなのに早く起きた。そしたら、チャイムが鳴った。もしも、宅配便が
   来ていたら・・・パジャマ姿を見られたくない。でも勇気をふりしぼって、行くか!「ガチャ」宅配   便じゃなかったから、安心した。出てきたのは親友の、「ミア」
ミア 「映画館行かない?一人で行くのわ少し怖いので・・・」
   あっ、全然平気。OK。待ってて。ささっと着替えましょう。ハイ終わり。準備準備。完了!天気    じゃないけど心が晴れた。
   一応映画もすごくハマった。帰り道、片思い中の彼とばったり会う。家へ帰ると、母が、100点の   テストを見ていた。お小遣い100円もらった。超ラッキー?これが、「心が晴れた」いうのか。まあ   いいや、ずっと幸せになれるかもしれないから、明日の天気もきっと晴れるだろう。テレビをポチ。
   明日は晴れるでしょう。
    また、この口ぐせ、もうヤダ。こんな天気いやになってきた。  
   おっと、失礼しました。明日は全体的に雨が降るでしょう。所々に、雹が降ると予想されます。気を   つけてください。
   えっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
               次の日・・・
母 「オリビアの言ったことは、すべて本当になるのね・・・」
父 「そうだな・・・」

   二人とも、落ち込んでいる。誰のしわざなんだろう。突然、電話が鳴った。
母 「もしもし、はい・・・はい・・・あっうちの娘ですか、あっ・・・お願いします。失礼します。オ   リビア、今日の夜から、あなたが天気を決めてほしいらしいよ。」
               夜・・・
  明日は、全体的に晴れるでしょう。

前書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ