第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜BAN☆GAI〜
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【ひぐらしのなく頃に】〜腹下し編〜
「と、いうわけで部活出張編の開幕だぁ〜〜〜!!!!!」
「「「「「おぉーーーーー!!!!!!」」」」」
これは―――
蒔風たちがエンジェルモートで騒いでる時の事。
唐突に始まった部活の出来事である。
「どんとこいだよ!!!」
「どんな勝負でも受けて立ちますわ!!!」
「ふ、オレが最強だ」
「蒔風さん、今回は一位独占させてもらいますよ!!!」
「みんな僕の前にひれ伏すことになるのです、にぱー」
「あぅあぅあぅ〜〜〜〜〜〜」
気合十分、士気高揚。
そんな状態を見て魅音がうんうんと頷く。
「良きかな良きかな!!じゃあ今日のお題を発表するよ!!!!」
「へへっ。ま、エンジェルモートでの部活は決まってるからな!!!」
「え?そうなん?」
「発表!!!『食いつくせ!!デザート大食い競争』だぁ!!!!!」
ビシリ!
蒔風の表情、言動すべてが固まった。
この男、ある程度ならいいが甘い物はそこまで得意ではないのだ。
「魅音さん!!棄権します!!」
「却下します!!!」
「そうかっ!!」
「そうだッ!!」
ダメだった・・・・・
「敵前逃亡之最善策也ッ!!!!(ダゥッ!!!)」
「逃がしませんわよ!!!!(グイッ)」
「ギャアアアアアアアアアア!!!!!い、今!!今なんか!!!彫刻刀が落ちてきたんですけど!?」
「ち!!仕留め損ないましたわ!」
「おかしい!!目的が足止めから数歩先に進んでいる!?」
「じゃれてる沙都子ちゃんかぁいい〜〜〜」
「も、もうレナさんったら!!じゃれてなどいませんわよ!!!」
「沙都子は悔しいのですよ。かわいいのです。あぅ!」
「待て!!それでオレが被る被害は!?」
そこで蒔風の肩にポン、と手が置かれる。
振り返ると圭一が達観したような顔をしてこう言った。
「諦めましょうぜ!!!」
「てめえは何キラキラした顔で言ってんだ!?あれか?Mか!?」
蒔風がウェイトレスのお盆を掴んではたき倒そうと圭一に振り下ろす。
が、それよりも早く詩音のお盆が蒔風の顔面に命中した。
縦に。
「これ以上お店で騒がないでください!!!!部活をやるならさっさとやる!!」
「はい・・・・・」
「あっはっはっは!!じゃあ、大食い大会、始め!!!」
魅音の号令と共にケーキやらなんやらが運び込まれてくる。
(まずい・・・・オレは基本的にはそんなに食えんぞ・・・・・!!!!)
「ショートケーキです」
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