第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜BAN☆GAI〜
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突起に当たったのか変な方向にすっ飛んで行ったボール。
それを追って走り出す蒔風だが、すぐ近くの広場で爆発音がした。
蒔風はどっちに行こうかと悩みながらあっちそっちに首を交互に振り、結局は音のした方に向かった。
・・・・ひゅるるるるるる・・・・・ゴン!!
ボールはと言うと、バイクにぶつかった。
そのバイクが蒔風にラリアットをぶちかますまであと24秒。
【Fate/stay night】〜アーチャーの固有結界講座〜
「――以上が固有結界と言う魔術の構成だ」
蒔風が倒れているうちのこと。
アーチャーが蒔風に固有結界の説明をしていた。
「なるほどねぇ・・・・」
「本気でやる気か?確かに君には素質があるのは確かだ。翼人だからな。だがお勧めはしないぞ?」
「大丈夫だよぉ。生き物の理からも外れてんだからさ」
「そ、そうか?」
「あれだなぁ、ちょくちょく士朗や真人の力で感覚を掴んでから俺自身のを作ってみるかなぁ・・・・・」
「あまり根を詰め過ぎるなよ?」
「そこら辺は大丈夫だって・・・・・やってみるぞ?」
「ああ」
「はぁっ・・・・・」
蒔風がとりあえず詠唱なしで軽くやってみる。
身体が淡く光り、少しだけその空間の毛色が変わる。
「う、うぉおお!?」
「!!??ど、どうした?」
アーチャーの声に驚いて蒔風が術を解いてしまう。
「い、いや・・・何か別の空間が見えてな・・・・どうやら君の固有結界の副産物は幻覚のようだな」
「幻覚?」
「厳密には少し違うみたいだがな。なにかイカレタ世界が見えたぞ?おそらく君の心象世界の断片だろうが・・・・」
「ということはオレの中身はぐにゃぐにゃってことか?いいねぇ。でも本気でやると気が狂いそうだなぁ・・・・・」
「狂気ぐらいどうにでもなるだろう、君なら」
「だけどさぁ・・・・コントロールだな、うん」
「まあ、頑張りたまえ(概念を教え、やり方を少し享受するだけでここまでできるとはやはり翼人だな)」
「おう!!どんな世界なのかな〜〜〜?」
【仮面ライダーカブト】〜またオチ(笑)〜
蒔風がこの世界を出る前日。
つまりは戦いから翌日の事。
「アニキ!!身体の調子はどうだ?」
「アニキ!!食いたい物はなんだ、作ってやるよ」
「なんで年上にアニキ兄貴と慕われなきゃならんのだ・・・・・」
天道家の客室のベッド
天道は買い物に出ていて今はいない。
その代わりと言わんばかりに矢車と影山の二人が蒔風の世話をしていた。
蒔風は何が何だ
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