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STARDUST唐eLAMEHAZE
第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#30
ETERNAL PUNISHMENTU〜Change Your Way〜
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ってるんでしょ?
だったら、ここは私に任せて」
 微塵の追従もない、強い意志を宿す菫色の瞳。
 即座に立ち止まって手を離すと、
前方から向けられる殺意からすら護るように
スタンド能力を展開させる。
「ボクは、アナタが冷酷だなんて想ったコト、一度もありませんよ……
さっきは、言い過ぎてすいません……」
「うん……ありがと、ノリアキ……」
「ケッ……!」
 互いの交感に魔狼の苛立ちが混じる中、二人の周囲を翡翠の燐光が覆う。
 高速回転する結晶が、美女の焔儀を妨害する凶弾の侵入を阻む。
 無論ロケット・ランチャーの全弾一斉射撃を防ぐほどの守備力はないが、
互いが互いを信頼する証として両者は各々の役割に殉じる。
発 射(ファイアー)ッッ!!」
 遙か遠方で、斜線軸の微調整を終えた兵士が、
特射榴弾がフル装填された発射機に点火した。
 圧縮ガスのバックブラストで空間を焼きながら
天空へと駆け上っていく無数の弾体。
 狙う標的とはまるで見当はずれの方向、
しかし、 “その先にこそ” 放った兵器の威力を増大させ、
尚かつ必中のスピードと精密性で狙撃する 『スタンド』 が存在する。
『……』
 ソレの大きさは、小型のキーホルダー程度。
 十字型の表面が風切羽のように反っており裏面も同様、
弾けた果実を想わせる中心の黒点裏がドーム状に膨らんでおり
その末端部に鍵型のプレートが二つブラ下がっている。
 大凡(おおよそ)、戦闘型とは想えぬ形状。
星 の 白 金(スタープラチナ)』 や 『聖 光 の 運 命(スターライト・デスティニー)
とは似つかぬ生命の幻 像(ヴィジョン)
 しかしコレこそが無欠の狙撃者(スナイパー)ジョンガリ・Aの有するスタンドであり、
如何なる攻撃の侵入を許さぬ狙撃衛星。
『マンハッタン・トランスファー』
本体名−ジョンガリ・A (コード・ネーム)
破壊力−E スピード−E 射程距離−A
持続力−A 精密動作性−A 成長性−C








 宙を揺蕩う(たゆた)スタンドの全面が、下方から接近する熱源を感知した。
その様子は、噴き散る気流までも正確に 「本体」 ジョンガリ・Aの脳裡へと
転送 (トランスファー) される。
 と同時に、手の平に収まるほどの大きさだったスタンドが、
突如ムクムクと膨張し出した。
 熱源を感知してから一秒ない、正に急速の変容 (トランスフォーム)
 スタンド能力には、保持者の資質と訓練次第で
その大きさを変えられる技術が有るが、この場合は少し意味合いが違う。
 本体の撃ち出す “兵器の種類によってサイズを変える”
“このコトまで含めて” 衛星スタンド
『マンハッタン・トランスファー』 なのだ。
 通
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