第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
カブト 〜人の無限の可能性〜
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倒れた。
大の字になって上を向き、完全に気を失っている。
体中にはあざができ、スーツもボロボロ。
整えられた髪型は崩れまくっていた。
「三島さんがやられた」
「どうする」
「やはり人間の方が強いのか?」
周囲のゼクトルーパー達も困惑気味だ。
まさか負けるとは思っていなかったのだろう。
「おいお前ら」
ビクウ!と蒔風の言葉にゼクトルーパー達がどよめく。
「こいつに起きたら伝えておけ。お前は殺さない。その姿で、どのように生きて行くのか。そのお前だけの答えを見つけ出せ、とな」
「わ、我々はどうすれば・・・・」
「知るか。いい大人がオレに頼るな・・・・ってもオレの方が実際年上になんのかな?とにかく、お前らには道がある。このまま俺らを止めるもよし、家に帰って休むもよしだ」
そう言ってカブトとガタックの方へと歩みよる。
「どうよ、俺の強さは」
「たいしたものだな」
「だろー?行こうぜ」
天道と加賀美が変身を解き、蒔風の後についていく。
すると数名の隊員がヘルメットをとってこちらに向かってきた。
「我々は・・・人のままでも、彼らと共存できるのでしょうか?」
その質問に、天道が指を立て、天に向けながら言った。
「それを為すのが天の道。覚えておけ。それを為す偉大な男の名を。天の道を往き、総てを司る男の名をな」
「セリフトルナーー」
「蒔風、諦めろ」
「ふ、行くぞ」
「あ、!!先行くなよ!!!」
バタバタしながら進んでいく三人。
それを眺める数名の男達。
彼らになら、この世界の未来を任せてもいいのかもしれないと、そう思える光景だった。
「(スタスタスタスタ)」
「蒔風歩くの速っ!?」
「・・・・(スタタタタタタ)」
「ちょ、天道も待てよ!」
「「オレが先だぁ!!!」」
「よォしテメェら一旦そこになおれ。その真っ直ぐにひんまがった性格どうにかしてやるわ!!!」
「上等だ、やるか?」
「オレに挑むのか?お前ら」
・・・・・・・・心配になってきた彼らであった
と、そこに現れる一人の男の姿。
「あの翼・・・やはりここに現れたか。相棒を救った男・・・・あの男なら俺らに光を・・・・・」
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廊下をほどなく進み(ケンカしながら)
途中に現れたネイティブを数名昏倒させ(ケンカの邪魔すんなとばかりに殴られた)
ついに最後の部屋に辿り着いた。
「
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