ガンダムW
1531話
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し、ドーバーガンのカートリッジもなくなった。
そうなると、残るのはシールドの裏側にあるビームサーベルだけだ。
右手のドーバーガンと左手のライフルの両方を排除し、地面に落とす。
……このままここで戦闘を続ければ、ドーバーガンが踏まれたりして壊れる恐れがあるな。
少しこの場を移動した方がいいか。
推進剤の残りもそれ程多くはないので、そろそろ連合軍の方から待ったの声を掛けて欲しいところだけど。
スーパーバーニアでその場を離脱しつつ、そんな事を考える。
テスラ・ドライブを使っての移動は推進剤を必要としない。
エネルギーは当然相応に消耗するが、シャドウミラーの機体はエネルギー切れを起こすという事は基本的に存在しない。
つまり、移動するだけであれば無補給でどこまでもいける訳だ。
もっとも、当然それは機体に関してのみの事であり、人間である以上は睡眠や食事、排出といった行為をする必要があるので、本当の意味で無補給という訳にはいかないが。
一応混沌精霊の俺なら可能なんだが、それはまぁ、置いておくとして……
ビームサーベルを展開し、少し離れた場所でこちらにマシンガンを撃っているリーオーとの間合いを詰める。
今まではドーバーガンやライフルのように遠距離からの戦闘だったが、これからはビームサーベルを使っての戦闘……というか、使用可能なのはビームサーベルしかないんだが。
当然ビームサーベルの威力も最低限まで落としてあるので、命中しても傷を付けられるということはない。
しかし、連合軍側にそれが分かる筈もなく……
『それまで!』
オープンチャンネルではなく、外部スピーカーを使った声が周囲に流れ……トールギスのビームサーベルは、リーオーの胴体に命中する直前でその動きは止まっていた。
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