8話 「傭兵39人 VS 獣耳のゴロツキ10人B」
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ぶろぐvar
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現実って儚い。心の底から、僕はそう思った。
こっちが兵力集めている間に、傭兵達は五人の獣娘を一箇所に集めて、踊らせたり、エッチィ事したりして……39人も大集合している。
どうしてこうなった。
邪神達が調べた人数より多いじゃないか。
幸い、獣人は一人で十人相当の戦力になるという評価があるが……ただの村のゴロツキAだし、こちらが損害を被る可能性が大きくなってしまった。
「へへへへへ!
人生最後に気持ちいい事されてよかったなぁ!」
「いやぁ……」猫耳娘が嬌声を上げている。
「へへへへ!すぐに中出しは勿体無いぜ!
たっぷり1時間かけなきゃなぁ!
お嬢ちゃんも、最後くらい気持ちよくなれよ!ほら!素直になぁれ!人生最後の快楽だぜぇ!」
「この雪みたいに真っ白で、小さい胸が吸い付くようだぜぇ!たまんねぇなぁ!」
正直、合流した敵軍を攻撃するのは愚策だ。
合流前に一つ一つ潰して、味方の士気を上げながら皆殺しにするのが理想だったのに、それはもう叶わない。
それどころか、狼耳娘のホワイトが激怒しすぎて、銀色の可愛らしい尻尾をブンブン動かしている。今すぐにも攻撃を仕掛けそうだ。
「師匠、今すぐ突撃して人間どもを殺していいか?」
「僕が反対側に回り込むまで待て」
こうなったら、少しでも有利に戦えるように工夫するしかない。
交信術を使えば、襲撃のタイミングを合わせる事ができるから、部隊を二分割しよう。
ホワイトに8人の不良をプレゼント。
僕は投石紐と、石を詰めた袋をモーニャンに持たせて投石兵として行動する。
『戦闘要員が、たった1人なのに部隊扱いな件』
『ちょい待て、ただでさせ少ない戦力を更に分散してどうするのだ!』
『犬さんの場合はこれで良いと思うお……』
交信術で連絡を取りながら、僕は人間達がエッチィ事をしている現場の反対側の茂みへと廻り込む。
ーーーーーーーー
獣 人 人 僕
人
ーーーーーーーー
音を立てずに移動するのは大変だったが、丁度、人間を挟む形で、挟撃できる体勢が整った。
僕が考えた作戦は、とっても簡単だ。
まず、敵軍を挟み撃ちにする。そんで僕の投石で最初に指揮系統の頂点をぶっ壊して、そのまま一気に勢いに任せて皆殺しにするというシンプルな内容だ。
『犬さんのレンジャースキルがなかったら、廻り込む事もできない愚策な気が……?』
『精鋭と、素人部隊に分割して運用しているだけだお……?』
今回はこんな作戦になったが……素人は決して真似をしないように。
挟撃は一方的に相手をボコボコにできる良い方法に見えるかもしれないが、僕み
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