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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
18話『トーナメントへ向けて』
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目が止まる。流石にトーナメント当日までにパートナーが決まらないから不戦敗と言うのは問題と言う事で、一定期間までパートナーが決まらないと『抽選』が行なわれるらしい。
「だったら……お互い抽選でパートナーを決めるって言うのはどうだ?」
「ふんっ! 条件は同じと言う事か……舐められた物だな」
「正々堂々と同じ条件で決着をつけると言う事だけど……どうだ?」
「そんな物邪魔をしなければそれで良い、貴様が誰と組もうと私が一人で倒してやる」
そんな形で話は纏った。余談だが四季と組もうとしていた一組の生徒達は二人の話しにがっかりとしていたそうだ。……こうして、この時は話は纏ったのだが、
抽選当日……
抽選の結果を見てポカーンとしている二人……四季とラウラの二人。
「何でこうなった?」
「運が良いのか? いや、この場合……悪い……のか?」
二人としてはそう言うしかない結果が出てしまった。傍から見れば運が良いだろう……二人の引いたカードは抽選のカードの中では、間違いなく一番の当たりクジなのだから。
「なんでよりにもよってお前が当たるんだぁ!?」
「運、だろ?」
対戦相手として決めていた相手がパートナーになってしまったと言うのが最大の問題点だったりする。
『五峰 四季』、『ラウラ・ボーデヴィッヒ』……現時点で一年生最強のタッグここに結成。
当の本人達は納得できない相手だったが。
二人のタッグを見た瞬間、大半の生徒が優勝の目論見が潰えて肩を落しているのだが……それはそれ。『一夏くんとの交際が』『四季君と付き合うチャンスが』『秋八さま〜』とか言っている生徒の他に居るのは、純粋に恋愛に興味がなく優勝を狙っていた生徒達だろう。
専用機持ちがパートナーになれば優勝も狙えたのだろうが、一年の専用機持ちは全員が全員専用機持ち同士でタッグを組んでいるので、殆ど一年の優勝は絞られた訳だ。
だが、この二人に限って言えば、はっきり言って運の悪いのか良いのか分からない二人だった。
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