55部分:第六話 恐怖軍団その六
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で木の傘を被っている。
「久しいの。最近ここに来ることはなかったのう」
「一つ聞きたいことがあって来た」
シオンはその老人に対して言う。
「聞きたいことか」
「そうだ。デスマスクを向かわせた」
「ふむ。デスマスクをか」
「どう思うか」
「よいのではないか。あの男はあ奴の生まれ変わり」
老人は言う。
「その強さは間違いない」
「だが。心がな」
シオンが気にしているのはそれだった。
「力を絶対視している。それはどうかと思うのだが」
「確かにそれはある」
老人もそれは認める。
「力こそ正義だとな」
「それは聖闘士としてどうなのか」
シオンはまた言う。
「ましてや黄金聖闘士となると余計にだ。あの男はあ奴の生まれ変わりだがあまりにも」
「だが。あの男もまた正義の根は同じぞ」
「同じ!?」
「そうだ」
老人はこうシオンに告げた。
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