第7話
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イズ・ダークネスメタルドラゴン】を除外。2枚目の【龍の鏡】で墓地の『子征竜』と【エクリプス・ワイバーン】を除外して2枚目の【F・G・D】を融合召喚。最後に手札を1枚墓地に送って【ツイン・ツイスター】を発動。残りの伏せカードも破壊」
柚子 LP2800 手札0
場
F・G・D ATK5000
F・G・D ATK5000
幻獣機ドラゴサック ATK2700
焔征竜 - ブラスター ATK2800
瀑征竜 - タイダル ATK2600
「さて、バトル。【F・G・D】で1体ずつ、残りで最後の一人に残りの3体で攻撃」
「「「うわあああああ!?」」」
オベリスクフォースABC LP4000→0
3対1でも余裕で勝てる。ふふふっ、私は力を得た。この力なら遊矢を取り返せる。
「零児、一体どういうことだ!!柚子は、柚子はどうしたんだ!!言え!!何があった!!」
遊矢が零児の胸ぐらをつかみ、今までに見たことのない位の怒りの表情を見せる。アカデミアの襲撃が始まってから半日、とりあえずの撃退は終了した。そして生存者を確認し、その中に柚子がいなかった。
「零児、頼むから隠し事は止めてくれ。オレはお前を恨みたくない」
「私にも何が起こったのか分からないのだ。その時の映像がある。多少見やすいように加工はしてあるが、それ以外に細工は一切ない」
零児がそう言ってモニターに映し出した映像には柚子がオベリスクフォースを蹴散らした後にユーリに絡まれ、そこにバイクに乗って現れた遊矢達と同じ顔の男と共に消え去るシーンだった。
「詳しいことはわからない。おそらくだが、別の次元に転移したと思われる。転移先は現在調査中だ。そして、何故転移が起こったのかはわからない。アカデミアの転移技術とは別物であるためか反応はない上に、あのバイクに乗った男が転移してきた時の反応とも違う。そして、もう一度よく見てもらえば分かるが、転移の直前、柊柚子のブレスレットが発光している。まるであの二人を割くかのようにだ」
「……どういうことだ?何故、あの二人なんだ?いや、それならオレとユートと瑠璃でもあの現象が起こって、違う、オレとユーリと瑠璃でもなかった。柚子だからなのか、オレが原因か」
遊矢が何かを考え始める。
「どういうことだ。前提が間違っていたのか?だが、それだと説明できないことが、なんだ、何を見落としている。だめだ、情報が足りない。今は、置いておくしかないのか。ごめん、頭を冷やしてくる。明日のランサーズの結成式までには戻る。少しだけ一人にしてくれ」
そう言って出ていく遊矢を追いかけようとしてお兄ちゃんに腕を取られる。
「今はそっとしておいてやれ。色々な感情があいつの中で複雑に絡み合っ
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