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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
16話『日常……なのか?』
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や武装が飾られている限られた者しか入れない一種の美術館に四季の姿があった。
……彼の仲間達はほぼ全員が顔パスで入ることを許されていたりするが。
(……やっぱり、似ているな)
『ユニコーンガンダム』とネームプレートのあるISの前に立つとそれを見上げる。その頭部はシャッフルガンダムと良く似ていた。何度見てもそう思ってしまう。だが、四季の目的はそこだけでは無い。
「……ターンエーガンダム……シン」
コアを外されているだけでなく封印するように鎖で繋がれている何機かのIS。危険性が高い固定武装と共に完成してしまったISが飾られているエリアだ。
『ターンエーガンダム・シン』……スダ・ドアカワールドの冥府の神と天宮の国の全ての武者の始祖となったとされる正しき自我に目覚めた『最初の武者ガンダム』へと至った巨大なるカラクリ巨人をモデルとして作られた『ターンエーガンダム』の改造機だ。最大の特徴はロシアの国家代表……現更識家の当主の専用機のナノマシンシステムの発展型である攻勢型ナノマシン『月光蝶』が搭載された機体でもある。
一夏が力を求めているのならば、力を間違う事無く仕えると確信するのならば、託すべきなのはユニコーンかターンエーガンダム・シンの何れかと判断していた。義父やガンダム達に相談するべきだろうが、此処に有る機体は何れ誰かが使うべき時を待っている機体でもある。だが、
「……みんなはこちら側に関わらせるべきじゃない……そうだよな?」
ガンダムの姿と名を与えられた用意されているIS達へと視線を向け、その日が来ない事を祈りながら、四季はその部屋を後にしていく。
翌日、
「で、結局外出の申請はダメになったと」
「う、うるさい! そもそも、お前が寮に居ないのが悪いんだ!!!」
翌日の登校早々に四季はラウラとそんな会話を交わしていた。昨日の放課後、四季と分かれた後にシャルルと訓練していた一夏に戦いを挑んだらしい。……まあ、当然ながらIS学園の生徒の人数多く、アリーナの数は一般的に見れば豊富では有るが生徒の人数に対して少ないと言える。
そんな状況で一夏達だけでなく、トーナメント前で他の生徒が練習している状況で突発的に戦闘……試合等が起こってしまえば当然、周りの生徒も巻き込まれてしまう。しかも、聞いた話によれば高威力のレールガンまで撃とうとして教師に咎められたらしい。……そもそも、試合が成立したとしても他の生徒の練習の妨害行為になる。どう考えてもラウラが悪い。
他の生徒も利用する事から考えて、ラウラとの決闘も学園のアリーナでは無く、邪魔の入らないDEMのアリーナを利用する為のセッティングを整えたわけだ。決闘と言うのは一対一と言うのは四季の信条の一つでもある。……妙
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