540部分:第七十七話 最後の八大公その三
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「そうだよ、それだよ」
「カリーっていうんだよ」
まさにそれだというのだった。カリーなのである。
「カリーだからね」
「カレーじゃないからね」
「何か少し違うだけれだけれど」
「それで通じないのね」
「何かややこしいわね」
彼女達は怪訝な顔になって首を傾げさせた。彼女達にしてみればそうなのである。
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