第四章
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咲は従兄にまた言った。
「約束でしょ」
「いや、俺仕事全部終わったんだけれど」
「終わったからよ」
だからだというのだ。
「ちゃんとお掃除しないと」
「今日?」
「そう、今日ね」
一歩も引かない咲だった。
「しないと忘れるじゃない」
「だからっていうんだ」
「今からお掃除しましょう、お昼食べたら」
「厳しいな、咲ちゃんは」
「約束は約束よ」
咲は強く言った、実は咲は家でも学校でも約束は絶対に守る主義なのだ、彼女の両親にそうしろと幼い頃から言われてきたせいだ。
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