第一章
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一と話をしているのだ。夏なのでアイスコーヒー、かなり甘くしたそれを飲みつつ。
「お兄ちゃんの部屋」
「それ言うの?」
「だってどう見てもね」
その部屋の中を見回しつつ答えた。
「汚いから」
「実際にっていうの」
「だからね」
「まあ汚いことはね」
「実際よね」
「そうだよ、しかも最近特に忙しいからね」
銀一は壁にかけてあるカレンダーを見て言った、今は六月だが。
「締切とコミケもあるから」
「コミケ?」
「同人誌だよ、そっちも書かないといけないし読み切りと自分のサイトでの発表と漫画投稿サイトへの投稿もあるし」
「何か色々やってるのね」
「だからもうね」
「お掃除する暇もなの」
「ないよ」
「夏だからこれから暑くならない?」
「クーラーあるから、万が一壊れたら扇風機があるし」
備えもあるというのだ。
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