第二十二章
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言い換えた。
「そうもね」
「世界、ですか」
「こうした世界もあるのよ」
「そうなんですね」
「よかったわね」
「はい、男の人もまだでしたけれど」
「どちらも知ることよ、どちらも知ってこそ」
知っているからこその言葉だ、沙耶香は少女の上に再び覆い被さりつつ耳元で囁いた。
「本当の世界を知るのよ」
「こうしたことについて」
「ええ、だからまたね」
「お願いします」
「それではね」
沙耶香は再び少女をその世界に誘った、そして彼女の母が家に帰って来るまでにマンションから消えた。
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