536部分:第七十六話 最後の封印へその六
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「年長組では誰がいい?」
「私サガ様」
「私アイオロス様」
「どちらも捨て難いわね」
やはり一人忘れられていた。
「まあミロ様もね」
「悪くないけれど」
「何ていうかまあ」
「一応はね」
「一応なのですか」
それについてはあまりとかくは言わないムウだった。この辺り謙虚さも備えている彼らしかった。
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