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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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《わしらとお主、どっちが強いか勝負じゃ。
画面をそのままにしてしばし待っておれ。
決してリストアップするんじゃないぞ》



〈は?〉






カツラはポリゴンに引導を渡すと、みんなで
どのポケモンのプログラムを使うか検討した。





カツラ:「さて、どのポケモンの
プログラムにするかの」



ヒカリ:「ボスゴドラなんてどうかしら?
なんか強そうだし!」



サトシ:「ボスゴドラかっ、確かに
並の攻撃じゃ効かなそうだな!」



ヒロシ:「ただ特殊攻撃に弱いから、
そこに補正をかけようっ」




マリナ:「あたしもパソコンを持ってきて
アシストするわっ」




カツラ:「よし、ならばどんな攻撃も(はじ)き、
どんな盾でも粉砕する攻撃力を誇る
ボスゴドラを作るぞい。ヒロシ君のパソコンで
ボスゴドラを作り、ポリゴンのいる
わしのパソコンに送り込むんじゃっ」




ヒロシ君:「わかりましたっ」




ヒロシは画面を切り替え、
プログラム作成にかかった。







カタカタカタカタッ







そして1時間後、、、





ついに、”俺たちの考えた最強ボスゴドラ”が
完成した。





ヒロシ:「よし、頼んだぞボスゴドラっ!」



カタッ(Enter)



ヒロシはポリゴンの映っている
カツラのパソコンにボスゴドラを転送した。




ポリゴン:「ポリゴッ」



〈面白い〉






カツラ:「勝負じゃポリゴン!」




ポリゴン:「ポリゴッ」



パソコンの中で、ボスゴドラとポリゴンの
電子空間バトルが始まった。










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